リビングに地球儀を置こう!子どもの世界観が広がる活用術
来たる2020年、いよいよ東京でオリンピックが開催。子どもたちには、今のうちから世界に興味をもち、視野を広げていってほしいと願うママも多いのでは。そんな方たちにおすすめなのが、“地球儀”。
子どもが小学生になるタイミングで購入を検討する方も多いと思います。インテリアコーディネーター資格をもち、小学生の母でもある筆者としては、幼児期から家族が集うリビングに自然に溶け込むように、地球儀が置かれている環境がベストだと感じています。大切なのは、楽しく自然に学ぶきっかけ作り。その活用方法を紹介します。
リビングでの親子の会話に“地球儀”を交えて
リビングに地球儀があると、「〇〇ちゃんが夏休みに沖縄に行くんだって」と聞けば「沖縄ってどこかな?地球儀で探してみよう!」と。
テレビのニュースで「テニスの大会がフランスであって…、アメリカの〇〇選手が…」と聞けば「フランスってどこ?アメリカの選手がフランスで試合するんだね、飛行機でどのくらいかな?」なんて話も。
また、雄大な自然の映像を見たときには、「こんなすてきな場所、どこにあるんだろう?大きくなったら行ってみたいね~」と、地球儀を交えて語り合うことができるのです。
まさに、地球儀は「夢」のあるインテリア。それが普段から手の届くところに何げなく置いてある、そんな環境だからこそ、楽しく活用できるのです。
距離を感覚としてつかむ~毛糸やリボンが大活躍~
たとえば、「東京からハワイまでどのくらいの距離がある?」と言っても、幼い子どもたちにはイメージがしにくいもの。そこで、地球儀に毛糸やリボンをあててみて、その長さをはかりとります。
「〇〇ちゃんのおうちがある東京から、おじいちゃんのおうちがある島根まではこのくらいの長さ。でもね、ハワイまではこんなに長くなるんだよ。」「え~!そんなに遠いの!?」と。
実体験で知っている距離感との比較をすれば、子どもは自然に距離の感覚をつかめます。
リビングにはどんな地球儀を選べばいい?
リビングに置く地球儀は、ずばり、「おうちのリビングに合う」、「家族が気に入ったもの」でよいのです(ただし、表記は見やすいものを)。「子どもの知育のために良いから!」と無理に力を入れて、リビングには不似合いなデザインのものや、多機能にこだわったものを置く必要はありません。
家族が心地よく過ごしながら、お気に入りの地球儀で会話も弾む。