専門家が教える!子どもが野菜好きになる4つのテク ニック
バナナと牛乳(またはヨーグルト)をベースに野菜を1つ加えて(ニンジンや赤パプリカ、小松菜など)、ミックスジュースを作ります。ミキサーで混ざっていく様子や、食材の組み合わせで味の変化をみるのも楽しい。加える野菜を少しずつ増やして、ベストなバランスを探してみて。
親の思い込みが原因の場合も。料理を変えてみよう
多少の好き嫌いならあまり気にしなくても大丈夫!無理矢理食べさせようとすると、むしろトラウマになることもあります。親の食への思い込みが子どもの野菜嫌いの原因になっていることも。親がおいしいと思っている食べ方が、子どもには、臭いやクセが強くて食べにくい場合もあります。料理法を変えると食べられるようになることもありますよ。
みじん切りにして料理に隠してしまうのも一つの方法ですが、やっぱり食べて〝おいしい〞と感じることが大切です。友達と一緒に食事をするのも手。友達につられて食べる子もいるので、持ち寄りランチなどで試してみては?
食べやすくする3つの“変える”ポイント
(1)火を通す時間を変える
日本では野菜のしゃっきりした食感を好みますが、くたくたに軟らかくする方が青臭さがなくなって甘みが増し、食べやすい子も
(2)調理法を変える
生野菜が苦手でも、炒めたり蒸したりスープにしたりすれば食べやすいという子も
(3)味付けを変える
“アスパラガスにはマヨネーズ”など「定番の味付け」を見直して。例えば、トマトケチャップだと好きという子も
◆教えてもらったのは…サカイ優佳子さん・田平恵美さん
DRYandPEACE、食育ワークショップ「食の探偵団」主宰。食卓と未来の社会をつなげるべく、米粉や乾物の普及を推進。「乾物ヨーグルト」は話題に。著書、メディア出演多数。(文:あんふぁん編集部)