暑くなってくると大量の汗をかき、熱中症対策として水分補給がとても大切です。経口補水液のように塩分と糖分が両方含んだ水が理想的だとされています。
そんなときに活用したい「塩レモン」のパワー。簡単に作れる方法をはじめ、子どもも大好きな活用レシピ5つを紹介します。
用意するものはたった3つ!
塩レモンは、名前の通り塩漬けのレモンのこと。スーパーでも塩レモンを使った調味料をよく見かけるようになりましたが、自宅でも簡単に作れます。
用意するものは、
・煮沸したビン(密封できるもの)
・国産レモン大3個(約450g)
・粗塩90g(レモンの重さの20%が目安)
の3つのみです。
レモンは皮ごと使用するため、ワックスがけしていない国産のものを選んでくださいね。
完成まで1週間!の作り方
作り方は、
1.ビンを煮沸消毒します
2.レモンはよく洗い、キッチンペーパーで水気を取ります。半量をくし切り、半量を輪切りにし、取り除ける種は取っておきます
3.ビンに塩・レモン・塩・レモン・塩の順に入れます。
最後は塩で蓋をするようにします
4.蓋をしたままで、毎日上下逆さまになるように振り、中身が混ざるように動かします
1週間から2週間で食べ頃に。写真は約1週間後の状態。
完成した後に冷蔵保存すると安心です。長期保存が可能とされていますが、1カ月を目安に使い切ると良いと思います。特に夏場は保管場所に気をつけ、早めの使用をおすすめします。
塩レモン水から副菜、メインまで!活用レシピ5つ
1週間かけて作った大事な塩レモンを上手に活用して、おいしく使い切るためのおすすめレシピを5つ紹介します。
※レシピ内の塩レモンは、すべて液体のみの分量です。お好みで果肉も添えるとさわやかさがアップします
1.塩レモン水1人分
・水または炭酸水200㏄
・塩レモン小さじ1
・はちみつ小さじ1.5
すべてをコップに入れて混ぜるだけ!夏の水分補給にぴったりなさわやかドリンクの完成です。
子どもに作るときは、水に塩レモン少なめ、はちみつ多めにすると飲みやすくなります。
2.塩レモンドレッシング2人分
・オリーブオイル小さじ2
・塩レモン小さじ1
・にんにくチューブ少々
・ブラックペッパー
すべてボウルに入れて混ぜるだけ!野菜だけでなく、カルパッチョや冷奴にかけても相性抜群です。
3.塩レモンスープ2人分
・白菜2枚
・鶏ひき肉80g
・春雨20g
・水600㏄
・塩レモン小さじ3
・鶏ガラスープ小さじ1.5
鍋に水、食べやすい大きさに切った白菜、鶏ひき肉を入れ、ひき肉に火が通るまで灰汁を取りながら火にかけます。