意外にスイーツ天国! この夏は巣鴨を親子でおいしく散策
「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨エリア。年配の方に人気、というイメージですが、露店や小さなお店が並び、親子でまる1日遊べるスポットなのです。最近は、昭和レトロな雰囲気を楽しむために、若い人や海外の観光客などからも注目を集めています。
そして、巣鴨では絶品スイーツも話題。おいしい甘味を食べながら、下町情緒溢れる雰囲気を味わえる巣鴨散策をしてみませんか?
巣鴨は隠れスイーツ激戦区。お菓子をとことん極めよう!
巣鴨は和菓子はもちろん、最近ではおいしいケーキやかき氷の名店があるのを知っていますか?どのお店も個性豊かでオリジナリティー満載!地元の人だけでなく地方のリピーターも多いそうですよ。私たち親子のお気に入りのお店とメニューを紹介します。
・ブーランジェリートースト
天然酵母の焼きたてパンが食べられます。人気ナンバー1は、超ロングソーセージパン(1本720円)。
びっくりするほど長いです!持ち帰りやすいようにカットもしてくれます。インスタ映えにはぴったりかも。ソーセージ大好きな三姉妹も大喜び。みんなで仲良く5当分して食べました。
・FRENCH POUND HOUSE(フレンチパウンドハウス)大和郷本店
「日本一おいしい」と話題のショートケーキはこちら。閑静な住宅街に位置し、いつも多くのスイーツファンでにぎわっています。テレビや雑誌などの多くのメディアでも紹介されているため、特にイチゴのショートケーキは大盛況とのこと。スポンジ作りが間に合わないため、品切れしてしまうこともあるとか!
【ブラン】
たくさんの苺、良質の生クリーム、スポンジに軽く苺の果汁を含ませてあります。
お酒は使っていません(1ピース595円)
【ルージュ】
苺の果汁を加えたメレンゲを生クリームと合わせ、香りづけ程度の苺のお酒とキルシュを使っています(1ピース595円)
子どもたちはブランを、私と主人はルージュをセレクト。ルージュは多少お酒が入っているため、さっぱりとした風味。どちらも、上品でかつしっとりしたケーキです。
お店の外観、テーブルクロス、お手拭きまでもがかわいいです。こちらもインスタ映え間違いなし。
・夢の味きりん
創業約70年の甘味処。あんみつや豆かんが食べられます。「白玉クリームとまめかん」(810円)は、上品で飽きのこないお味。
白玉が大好きな三姉妹もお気に入りの一品です。
・かき氷工房雪菓
行列ができるほどの人気かき氷店。富士山の天然氷を使用しているので、食感がふわふわ。シロップは手作りです。巣鴨駅から徒歩5分と、アクセス抜群。地蔵通り商店街を散歩しながら立ち寄れます。
「新鮮な果肉入りの生いちごミルク」(850円)は、並んででも食べる価値あり!一般的なかき氷と比べお値段が少々高くつきますが、ひとくち食べればこの値段にも納得。三姉妹が巣鴨で一番お気に入りのスイーツです。
・パティスリーヨシノリアサミ
パティシエはフランス最高峰のコンクールのアイス職人部門で、日本人初のファイナリストまでいった実力者。巣鴨駅から徒歩3分。
「桃のパフェ」(1500円)はサブレ、2種の桃のアイス(桃のシャーベット、桃とハチミツのアイス)、フレッシュな桃、ベルガモットの生クリーム、フランボワーズのメレンゲが入っています。桃のシャーベットはとってもあっさり、桃とはちみつのアイスはねっとり濃厚。どちらかというと大人向けのパフェです。
せっかくなので、「とげぬき地蔵尊」へ散策
巣鴨のとげぬき地蔵は、ほっこりなごむパワースポット。洗い観音のご利益で悪いところが治るかも?
「とげぬき地蔵尊」の名で親しまれるお寺、高岩寺。巣鴨のパワースポットと呼べるかもしれません。
とげぬき地蔵に祈願すると、病気が治ったり、寿命が伸びると言われています。こちらの地蔵菩薩は秘仏なので残念ながら拝見はできませんが、その姿を元に作られた御影(おみかげ)に祈願してもご利益があるとされています。御影は縦4cm×横1.5cmの大きさでご本堂で授与されます。これを病気のある場所に貼ったり、飲んだりするとご利益があるといわれています。
子どもたちと一緒にお参りしましたが、あまり意味を理解していないようで…。反応はいまいちでした(笑)
【洗い観音】
高岩寺には洗い観音という観音菩薩もお祀りされています。洗い観音に水をかけると、その水で自分の悪いところを洗うことができるという信仰があります。治したい病気、もしくは良くしたい体の部分に水をかけて、洗いタオルなどで拭くとご利益があるといわれています。
タオルは販売しているので忘れても大丈夫!休日は長い行列ができるほどの人気スポット。
とげぬき地蔵の反応はいまいちだった三姉妹ですが、洗い観音は自分で水をかけられるので楽しそうでしたよ。
【こけし灯篭】
高岩寺境内の横にある「高岩寺信徒会館」の入口には、大きなこけし灯篭が3体、中には東北各地のさまざまな伝統こけしが約600体展示されています。最近は「こけし時代」といった専門誌もあるくらい、こけしファンは多いようです。若い女性の愛好家も増えてきているそうで、ちまたでは「こけし女子・こけ女」と呼ばれているのだとか。
巣鴨地蔵通り商店街
都営三田線の巣鴨駅を出てすぐ、アーケードの先にあります。昔からある小さなお店が軒を連ねていて、毎月4・14・24日に開催される縁日では、たくさんの人で賑わうので家族みんなで楽しめます。街の公式キャラクター、「すがもん」もいますよ!
とげぬき地蔵と洗い観音をお参りしてパワー充電ができたら、仕上げに地蔵商店街でスイーツを食べ歩きというコースはいかがでしょうか?パワー満タン、おなかもいっぱいになって、思いっきり元気になれるはずですよ!
<文:フリーランス記者朝ごはんママさん>