小1が自分でもできる!「動く」工作3選で自由研究はばっちり
6.「3.」で開けた、紙コップの底の穴に画びょうを挿し、反対側から出てきた画びょうの針を割り箸の先に挿し込みます(下図参照)。
割り箸に画びょうを挿し込む際は、勢いよく力任せに押し込むと、割り箸が割けてしまいます。画びょうを回しながらゆっくりと挿し込みます(怪我をしないように注意してください)。
7.風車の羽の部分にペンなどでデザインを加えたら完成です。
紙コップと割り箸を画びょうで固定する際、画びょうが垂直に挿さっていなかったり、きつく留めすぎていたりすると、うまく回りません。また、羽を曲げる角度が緩すぎても回り難くなります。
うまく回らないときは、諦めずに「どうしたら、回るようになるか」を考えてみましょう。試行錯誤しながら修正するという行為は、作品を制作する工程以上に大きな学びを与えてくれます。単純な仕組みだからこそ、失敗と向き合い成功につなげることができますよ。
その他、風車の羽のどの部分に風を当てるとよく回るか、羽のデザインは静止しているときと回っている時で見え方にどのような差が生じるか、など、様々なことに気づかせてくれます。
上下に動く!紙皿ヨーヨー
一旦回り始めた紙皿が、回り続けようとする力で上下運動を繰り返すヨーヨーです。
<材料>
・紙皿(2枚)・ペットボトルのふた(2個)・たこ糸(80cmくらい)・ビー玉・ビニールテープ・両面テープ・ハサミ
その他、デザイン用のカラーペンなどを適宜
<作り方>
1.たこ糸の片方に、端から3cmくらいのところで結び目を作ります。もう一方の端は、指が入れられるくらいの輪を作ります。
2.ペットボトルのふたの1つにビー玉、もう一方にタコ糸の結び目のある端を入れ、ふた同士を合わせて境目にビニールテープを巻いてくっつけます。
3.ペットボトルのふた(2つとも)に両面テープで紙皿を貼り付けます。
※貼り付けるのは紙皿の裏側の中心
4.両面の紙皿にカラーペンなどでイラストを描くなどしてデザインしたら、紙皿ヨーヨーの完成です!
たこ糸をペットボトルのふたにぐるぐると巻き付けてから手を放すと、巻き付けた糸が緩み紙皿が下に動きます。その後、再び糸がペットボトルのふたに巻きついて、紙皿が上に上がってきます。
たこ糸が伸び切ったところで、糸を少し上に引っ張り上げるようにすると、再度巻き付きやすくなり、上下運動を長く続けることができますよ。