子育て情報『怖いっ!川遊びのヒヤッと体験と知っておきたい危険な場所とは』

怖いっ!川遊びのヒヤッと体験と知っておきたい危険な場所とは

【中州】

中州(なかす)とは、上流から供給された土砂などが堆積し、陸地となっている地形のことです。急なゲリラ豪雨などで水かさが増して取り残されるといった危険なケースが起こりますので、中洲にテントを張るのは絶対にやめましょう。ニュースなどでよく目にするのが中州での孤立事故です。上流は山など天気の変わりやすいところにあるので、急な豪雨やダムの放水などで増水してしまい一気に川の水位が上がることがあります。

ジーンズは絶対NG。川遊びに適した服装は

【服装】

子どもと川遊びをするならライフジャケットを必ず着用させましょう。川は海と違い浮かないのと、子どもは体が小さいので、川の流れに飲みこまれやすい危険があります。

そして、絶対にNGなのがジーンズ。
水をたっぷり吸いこんで歩くのも困難になってしまいます。

初めて川遊びをする人はどうしても軽装になりやすいのですが、プロや自然に慣れている人は、ライフジャケットやウェットスーツを着用しています。川はプールと違って、流れ、水深、水温も不規則で、急変することも多々ありますし、障害物も多いです。危険をはらんでいる場所なのだと強く意識しましょう。

毎年夏になると子どもの川の事故がニュースになりますが、その多くが「ライフジャケット」(救命胴衣)を着用していれば防げたはずともいわれています。ライフジャケットは安全面だけでなく、浮き輪代わりに楽しむこともできるとても便利なアイテムです。

・ライフジャケットは派手なものを選ぶ
事故の時は子どもを素早く視認できることが何よりも大切。カラフルな目に付きやすいものを選びましょう。


・ライフジャケットは正しく着用しましょう
ライフジャケットを買っても、正しく着用しないと意味がありません。体の前面にジッパーがあり、側面には余り分を絞るベルト、前面から背面に伸びる股下のベルトがあります。着用を子どもに任せると、股下のベルトを忘れがちです。この股下ベルトはライフジャケットが頭からすっぽ抜けるのを防止する非常に重要な役割を持っています。・ラッシュガードなど化繊の服
川にある障害物から肌を守ってくれるので安全性にも優れています。綿製品の服は水を含んで重くなり動きにくくなるだけでなく、乾きにくいために体温も奪われやすくなります。吸水性があり乾きやすい化繊の服やラッシュガードなどを着ましょう。

【靴】

河原はごつごつした石や岩が多く、素足で滑ると危険。

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