なんでソレ撮ったの!?デジカメ目線で分かった3歳男子の関心ゴト
2歳ごろから、親のiPhoneを使って写真を撮るのが好きだったわが息子。そんなに写真を撮るのが好きならと、3歳の誕生日にコンパクトデジタルカメラを買い与えたら、思わぬ発見がありました。
子どもの目線に衝撃!見ているものが親と違う!?
カメラを手に入れて、どこへでもカメラを持って行くようになった息子。しかし、動物園に行ったあとに子どもが撮影した写真を確認してみたら、ほとんどが親の見覚えのない写真ばかり。一緒に出かけても、これほど見ているものが違うのか…と衝撃を覚えました。
動物園に行ったのに足元の鳥のフンの写真。なぜ??
せっかく動物園にお出かけしたのだから動物を見て欲しいと思う親心。しかし、子どもは自分で関心を持ったものをしっかり見て写真まで撮っているのだから、私の考えは親のエゴなんだと気づかされました。
写真を撮った理由で子どもの興味がよく分かる
なぜその写真を撮ったのか聞いてみると、子どもなりにちゃんと理由がありました。
水族館に行ったときのこと。魚はほとんど撮らず、水槽にレイアウトされている沈没した海賊船と宝箱の写真ばかり撮っていた息子。理由を聞くと、「どうやって沈んだのかが気になった」との答え。確かに、海に沈んでいるのならともかく、水槽に沈んでいるのは不思議です。
大人なら疑問に思わない子どもの目線にハッとさせられました。
また、那須の茶臼岳でロープウェーに乗った時は、景色ではなく下に見える岩の写真ばかりを連写。理由を聞くと、「溶岩かもしれないし、化石かもしれないから気になった」とのこと。さらに話を聞くと、どうやら最近、溶岩や化石など、石に興味を持っていたようでした。
こういったふうに、カメラを持たせたことで、今まで気がつかなかった、子どもが興味を持っていることが分かったり、会話のきっかけが増えたのは、大きな収穫でした。
水族館の水槽内の宝箱。言われてみればどうして沈んだのか不思議ですね
子どもが生まれてから1枚もなかった夫婦の写真が増えた
子どもが生まれてからというもの、夫婦だけで写真を撮る機会なんてなく、夫婦だけの写真は1枚もなかったのですが、子どもが写真を撮りたがるので、一気に夫婦2人の写真が増えました。しかし、まだ上手にフレームに収めることが難しいので、だいたいの当たりをつけ、夫婦で必死にフレームインしています(笑)。
カメラ購入時、子どもには高額なプレゼントかと少し迷いましたが、2年以上使っていることを考えると決して高い買い物ではありませんでした。