保育園の管理栄養士直伝!ナスが苦手な子どもたちがパクパク食べるワザ
子どもたちの嫌いな野菜ランキングの常連のナス。焼きナスに揚げびたし、天ぷらや浅漬けもおいしいのに…と思う大人の気持ちとは違い、やはり筆者がつとめる園でも好きではない子が多いです。
でもたった10分、あることをしたら、ナスをパクパク食べられる子が増えたのです。もちろんナスの見た目が嫌な子はなかなか抵抗があるようでしたが、ひとり、またひとりとナスを食べ始めるうちに「今日のナスはおいしい!」と笑顔に。
では、なにをしたかというと…?それは丁寧にアク抜きをしたのです。ナスのアクを抜いてあげることでとても食べやすくなったよう。ナスの味がこんなにも違うものかと、私もとても驚きでした。
そもそもアクとは?
みなさんはアクってなにかご存知でしょうか?そもそもアクとは、野菜が虫から自己防衛するために出すえぐみや苦みや渋みのこと。
それをそのまま食べたら舌が敏感な子どもたちにとっては「おいしくな~い!」「ナス嫌い!食べない!」になるはずですよね。
では、ここでナスのアク抜き法を紹介しますね。
ナスのアク抜き法
1.ナスをよく洗い、適当な大きさに切ります
2.ボウルに水をはり、ナスを水に浸すこと約10分
3.水をきったら完成です
たったこれだけで驚くほどナスが食べやすくなります。シンプルに焼きナスで食べ比べてみると、味が本当に違うのです。
イヤイヤ食べるより、おいしいと思って食べてほしい、そう思ってたくさん調べてこの方法にたどり着きました。ナスをすすんで食べないお子さんのいるご家庭にこそぜひ試していただきたいです。大人もいつものナスとの違いに驚くと思います。
<文:フリーランスライターゆかダコ>