幼児絵画インストラクターが教える、子どもが驚くほどくいついた、屋外での工作
秋になると公園には、どんぐりや落ち葉、木の枝など工作に使える道具がたくさん落ちています。紙コップにどんぐりを入れて楽器を作ったり、家にあるちょっとしたものを組み合わせれば、いろいろな工作が楽しめます!
今回は、子どもたちが驚くほどくいついた、毛糸と木の枝を使った工作遊びを紹介します。
家にある使えそうなものを持って、公園にでかけよう
「大きな森がある公園で工作遊びをするから、それぞれなにか使いたいものを持って行こう」とわが家の子どもたちに声をかけたところ、持ってきたのはペットボトルと絵の具、画用紙。そこで私は、毛糸とハサミ、マスキングテープを持って出かけることにしました。
決まったものを用意するのではなく、子どもが自分で選んで用意したものを持って、出かけるのも今回のポイントです。
公園で、工作遊びに使いたいものを採集するケースを作る
「工作するのに使えそうなものを拾いに行こう」と公園の中を散策。息子は木の枝ばかり拾ってきます。そして妹は手にいっぱい持っては、拾ってきたものを落とすので、まず最初に息子が持ってきたペットボトルを使って、採集ケースを作りました。
材料
・2Lペットボトル
・毛糸
・テープ
作り方
1.ペットボトルをハサミで半分に切り、両サイドに穴を開け毛糸を通す
2.切り口と穴を開けたところが尖っているので、テープで保護する
とても簡単に作れます。ペットボトルではなく、お菓子の空き箱で作ってもいいですね。
木の枝と毛糸を使って工作
それではさっそく、拾ってきた木の枝と家から持ってきた道具で工作スタート!息子は、自分が持ってきた絵の具を使って木の枝に色を付けて、剣を作りはじめました。
娘は、木の枝を筆にして画用紙や自分の脚に色を塗っていました。それぞれ、発想が面白いなぁと感心しながら見ていました。
作っていくうちに、「もっと何か作りたい」と言う息子。そこで、私が提案したのが木の枝と毛糸を巻きつける工作です。
材料
・木の枝
・毛糸
作り方
拾ってきた木の枝をクロスして、中心から放射状にぐるぐる、上から下へと毛糸を巻きつけていく。
最後に毛糸を枝に結びつければ完成
小さな枝を何本か組み合わせて、雪の結晶や星を作ってクリスマスのオーナメントにしてもいいですね。
子どもと一緒に公園で工作遊びを楽しもう
ぐるぐる毛糸を巻きつけるという、とってもシンプルな作業なのですが、この作業にすっかりはまってしまった子どもたち。