ピアノの譜読みが壁!親子の悩みを解決したのは〇〇パズル
子どもの習いごとで人気のピアノ。3~5歳に習わせようかなと考えるママも多いのではないでしょうか。
わが娘は、幼い頃から音楽教室のグループレッスンを楽しんでいたのですが、ある時から「ピアノを習いたい!」という本人の熱望を受けました。数か月悩んだのち、母としても覚悟を決めることに。
すてきな先生とのご縁があり、4歳からソロレッスンに通えることになりました。筆者自身も子どもの頃に習っていて、今でもピアノが好きなので、娘の意向もうれしいことでした。「いっしょに連弾できたら楽しそうだな~!」なんて、夢も膨らみます。
しかし、幼児の日々の練習には、やはり親のサポートが必要。
練習時間を確保する難しさ、親子だからこそ起こる練習バトル。わが家のパターンの様に、ちょっとばかりピアノ経験があるママだからこそ余計にイライラして…、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
読み書きもまだの幼児にとって「譜読み」はかなりの難関
小学校入学前の子どもにとっては、しっかりとイスに座って文字をよむ、記号を見ることだけでも大変ながんばりが必要。
しかも、「ここが〇〇だから、こっちは△△になる」といった理論を考えるなんて、難しいのも当然。
だからこそ、音楽を学ぶ導入時には、体で感じて楽しく身に着けるように先生方も教えてくださるのでしょう。
耳から入る音や、体で感じるリズムは、さまざまな体験を通して、自然に身についていくようでした。しかし、初めてのスランプとも言える“壁”となったのは、やはり「譜読み」でした。
ピアノを実際に弾けるようになるには、“自分で楽譜が読めるようになる”ことが大切。
幼い子どもでも、上達するためには、いつか乗り越えなければならない壁なのです。
2分音符から8分音符の先で混乱が発生!
レッスンで先生に教えてもらったときにはできたはずなのに、家に帰ってきたら、またわからなくなっちゃって…。そんな日々を繰り返していました。
基本となる4分音符や4分休符とその倍数までは、よくある“りんご〇個分、8分音符はりんご半分だね!”の説明でクリアできたのですが、難しかったのは16分音符や、付点〇〇音符が出てくるころ。
りんご半分と、半分の半分を合わせるから…とややこしくなり。説明をしている母自身も混乱してしまうハメに。なかなか理解できないと、子ども本人もサポートする母もイライラがつのり、負のスパイラルにおちいる始末です。