ばい菌バイバイ!2歳児がガラガラうがいをマスターする方法
気温がぐっと低くなり冷え込んでくると、風邪や季節性の病気が流行しやすくなります。そこで、予防として大切になってくるのが「手洗い」と「うがい」の徹底です。手洗いはできても、うがいがなかなか上手にできないという小さな子どもを“うがい上手”にする方法を、2歳の次男の実体験をまじえて紹介します。
「ブクブクうがい」と「ガラガラうがい」の違い
ブクブクうがいは口の中の洗浄、ガラガラうがいは喉の洗浄のために行うもの。ウイルス対策には、ガラガラうがいの方がベストですが、ブクブクうがいでも多少の効果はあるので、やってみることがおすすめです。
個人差はありますが、うがいは2~3歳でできるようになり、ブクブクうがいから先にできる子どもが多いと言われています。まずは、歯みがきのあとにするブクブクうがいをマスターしてから、ガラガラうがいの練習をするとスムーズです。
うがいを練習する前に準備しておくこと
わが家では、うがいの実践に入る前に、まずは「うがい」ってなに?ということを理解してもらい、子どもの意欲を刺激することから始めてみました。
・絵本や歌からのアプローチ
うがいに特化した絵本は少ないものの、歯みがきの絵本なら多くあります。絵本の中の歯みがきシーンでは必ずと言っていいほど、磨いたあとのブクブクうがいが登場するため、絵本の読み聞かせの中で、うがいの習慣を身近にしておきました。
また、絵本以外には教育テレビで扱っている『はみがきじょうずかな』や『カエルのうがい』の歌がおすすめです。
・好きなキャラクターのコップを選んでもらう
うがいを練習する年齢の子どもは、なんでも自分でやりたい期です。うがい用のコップは、好きなキャラクターや色のものを“自分で”選んでもらうと練習する意欲を楽しみながらもってもらえると思います。
保育士さんがやっている方法を聞いてみました
現役の保育士さんに、子ども達にうがいを教えるときはどのようにしているのかを聞いてみたところ、歯みがきからの流れで前述の『カエルのうがい』を歌うことや、ガラガラという音だけでなく、声の高さや大きさを変えながら抑揚をつけて楽しさを取り入れる方法で行っているとのこと。やはり、子どもに何かを教えるときには楽しみながらということがポイントのようです。
お兄ちゃんをお手本に、いざ実践!
のんびりマイペースなわが家の次男は2歳4か月。風邪やインフルエンザが流行する季節を迎える前にうがい上手になってもらうべく、練習開始です。