ソーイングって難しい?手作りにやる気が出るポイント5つ!
新年度が近づくにつれて、園や学校で新しい袋モノや小物が必要に。そんなときに手作りのものを作ってあげたいな…と思うことも。しかし反面、ソーイングなんてムリムリ!と尻込みしてしまう人も多いのでは。
今回は、ソーイングの経験ゼロから2人の子どもを手作り小物で通園させ、そろそろ2人目が卒園を迎える心理カウンセラーの筆者が、ソーイングを気軽なものに変える、5つのメンタルポイントをご紹介します。
1.完璧を目指さない
もっとも大切なことは、完璧を目指さないということです。
大人は、いろいろなことがちゃんとできます。それだけに、ちゃんとできないことに関しては「それではダメだ」と思ってしまいがちです。
しかし肝心なのは、たとえばお道具袋ならお道具を入れて持ち運べればよいのであって、寸法が1ミリの狂いもなく図面と合っていることが大事なのではありません。
入れたいものが入る袋ができれば、それでいいのです。
2.凝った飾りは不要
2色の布でできていたり、ポケットがついていたり、レースで飾られていたり…世の中には、いろいろなソーイングの作品やレシピがあります。見れば大人だってうらやましいと思うもの。
しかし結局、お道具袋にポケットがついていても、子どもはそれほど物を入れません。布が2色でもレースがついていても、それらは役には立ちません。
ソーイングに慣れた頃、いつのまにか凝った飾りの付け方がわかってきます。それまでは「いらないものは、つけない!」を貫いて。
3.子どもの好きな色柄を選ぶだけでワンステップクリア
子どもにとって、興味があるのは、できあがった物の形よりも布の色、柄であるといってもよいでしょう。そういった意味で、作成するよりも前に布選びが勝負を握っているとも言えます。
手芸店へ行くと、キャラクターから乗り物、動物まで、さまざまな色柄の布が並んでいます。ぜひ、わが子の好きな色柄の布地を選んでください。たったそれだけで、ハンドメイドの最初のワンステップはクリアです!
4.作ってくれたというだけで子どもはうれしい
子どもの目線は、時に大人が「ええっ」と驚くほど厳しいことがあります。だから、いい加減なものは出せない…とママも緊張してしまうのかも。
でも、子どもって、単純さや純粋さというよさも持っています。たとえどんな物ができあがったとしても、「自分のために作ってくれた!」というだけで、子どもはうれしい気持ちになるのです。