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下の子が生まれて、上の子にかまえないとき、どうしている?

あんふぁん
下の子が生まれて、上の子にかまえない時期ってありますよね。
産まれたばかりの赤ちゃんのお世話にどうしても気が向きがちなママを見て、今まで一番にかまってもらえていた上の子は、赤ちゃん返りをしてみたり、気を引くためのいたずらが増えたり。上の子であってもまだまだ子ども、心中穏やかではいられないのは当然かもしれません。新しい家族が増えたときや、下の子に手のかかる時期というのは、複数の子どもを持つママになったら一度は通る試練の時期と言えるでしょう。
わが家では下の赤ちゃんが産まれたとき、すぐ上の子は2歳や3歳。今回は、上の子にかまえないとき、その子に不満や寂しさを感じさせないための工夫をご紹介します。

定番は「ママ以外の人にかまってもらう」


上の子だけをママ以外の人…パパや祖父母などに預けて遊んでもらうということが多いのではないでしょうか。わが家の場合、きょうだいが多く、しかも長女とは年が離れているので、長女が学校から帰宅したら外で少し遊んでもらうようにし、休日はパパが公園に連れていくなど外に目が行く楽しみを作るようにしました。

でもそれは一時的なもの。やっぱりママと過ごす時間が一番長いし、うれしくも「ママがいい!」と言ってくれるこの時期を少しでも一緒に笑顔で過ごすために工夫したのが、次の3つです。

1、「寝ながら絵本」が大活躍


家の中では、寝ながらひたすら絵本を読んでいました。これなら赤ちゃんに添い寝しながらでも一緒に遊んであげることができます。生まれたばかりの子がいる産褥期でも、ママが体調の悪い時期でも、「寝ながら絵本」は大活躍。絵本は夜と決まっているわけではないですしね!
少し余裕ができたら、座って読むことも。授乳しながら、ページは上の子にめくってもらって文字だけ読んで聞かせるというやり方で、子どもと連携しながらの絵本読みを遊びにしていました。

2、赤ちゃんが寝ているときは上の子だけと一緒の時間を


わが家の場合、赤ちゃんが寝ているときはなるべく上の子と一緒に過ごすようにしました。
抱っこしながら遊んだり、身体に触れながらコミュニケーションを取ったり、しなければいけない家事は一緒にやってもらうなど、とにかく下の子が寝ているときには「一緒に」を意識しました。
でも、下の子が寝ている時間こそが一気に家事を済ませる貴重な時間だったりもするわけです。そこで、一緒にできないような家事を済ませる時などは、こっそりお菓子やごはんの味見など「特別感」のあるものをあげて、いい子で助かっているとお礼を伝えるようにしました。ママからの「いつも見ているよ」メッセージとして伝わったようです。

3、ママの背中にピッタリひっついて寝てもらう


寝る時はどうしても下の子の添い寝になりがちですが、わが家では今まで一緒に寝ていた上の子を引き離すようなことはせず、ママの背中にピッタリひっついて寝てもらうようにしています。冬はひっついて寝ると暖かいので、「暖かくてうれしいなぁ」と言葉にすると、スキンシップはもちろん、役に立っている感もあったよう。
そんなときハマったのが、人をパンや具に見立てての「サンドイッチ」遊び。ママを挟むときは子どもがパンで、ママは具。
下の子を真ん中にするときは、ママと上の子はパンでおそろい。上を向いて寝る時は、お布団がパンで、ママと子どもたちは具。「何の具かな~?」とおしゃべりが弾み、下の子をジャマ者扱いすることもなく、いつも通り一緒に寝ていると感じてくれたようです。

きょうだいが生まれたときは、ママの負担がないタイミングで「一緒に」を作り出し、ママの関心が自分に向いていることを感じさせることが不満や寂しさを募らせないポイントですよ。

<文・写真:フリーランス記者小柳結生>

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