子どものスキーデビュー、初心者ママが教えるスクールと準備のコツ
子どもにスキーデビューさせたいけれど、スキー経験が少なくて…というママも多いのでは?私もそんなひとりだったのですが、スキーを教えるのはスキースクールにお任せし、準備のコツをつかんでチャレンジしたら、子どもがすっかりハマってしまい、今では冬のスキー旅行が家族の定番に。
今回は子どものスキースクール体験とスキー用品の準備のコツを紹介します。
子どもが飽きない工夫がすごい!スキースクールはこんなところ
子どもが3歳のスキーデビューからいつも参加しているのは、全国13か所にスクールがある「パンダルマンキッズスキースクール」。
まず最初にきぐるみのパンダがやってきて、一緒に準備体操をしたり遊んだりしてくれ、子どもの気分を盛り上げてくれます。
パンダといっしょに準備体操。みんなノリノリです
そのあとは、人工マットで斜面を滑り降りるレッスン。コーチがひとりづつ丁寧に足の形を見てくれます。
基本ができるようになったあとは、滑り降りる途中に吊り下げてあるボールにタッチしたりと、徐々に難しくなってくるのですが、ゲーム感覚で楽しめるので、息子以外の参加者もとても楽しそうでした。
人工芝で足の形に注意しながらボールにタッチ。コーチはひとりづつ丁寧に見てくれていました
「パンダルマンキッズスクール」は、スキー板とブーツのレンタルがレッスン料に含まれているので、初心者でも準備するものが少なくて済むのがうれしいところ。
また、外国人観光客のレッスン参加も多く、レッスンによっては日本人の方が少ないことも。英語ができるうちの息子は、色んな国の人とお友達になって一緒にスキーを楽しめたのが、とても楽しかったようです。
パパのスキーがプロ級のママ友に聞いてみたところ、親がスキー上手でも子どもに教えるのはまた違った難しさがあるそうで、いつも子どもをスキースクールに入れているそう。教えるのに少しでも不安があるなら、スクールに入れたほうがよさそうです。
意外と簡単なスキーの準備、防寒だけはしっかりと
・スキー板とブーツ、ストック
ぐんぐん大きくなる上に、スキーを続けるかどうか分からないうちはレンタルで充分。まわりのママの話を聞いても、小学生あたりから買いそろえることが多いようです。
・スキーウェア
意外と安く購入できる上に、子ども用のウェアはサイズの調整機能がついているタイプがあるので、2年連続して使うなら購入したほうがだんぜんお得。着なくなったあとは、ネットオークションやフリマアプリで売れば、レンタルより安く済むことも。
・ゴーグル、帽子、グローブ、靴下、インナー
この5点はレンタルがない場合が多いので、購入した方がよさそう。特にグローブと靴下は子どもの場合、雪遊びをしてすぐに中まで濡らしてしまうので、最低でも2つ以上用意するのがベターです。
そのほか、ネックウォーマーや厚手の下着、タートルネックの服などがあると寒くなっても安心です。また、日帰りスキーの場合、子どもにスキーウエアのパンツだけ家から着せて行くと、荷物が減るし現地での着替えも少なくて便利でした。
それでも家族全員のスキーウェアとなるとかなりの量。スキーウェアだけでも、先にホテルに送ると当日の移動がかなり楽になります。
スキー場で荷物の受取・発送サービスを行っているところが多いので、日帰りの場合はこちらを利用すると便利です。
スキー以外の楽しみがあるスキー場がオススメ
スキーは体力を使うので、子どもが慣れるまでは、半日のレッスンにしておいたほうがよさそうです。スキーのあとのお楽しみとして、子どもが雪遊びができるキッズパークや、温泉、ショッピングモールなどがあるスキー場がオススメ。だいたいどこのキッズパークもソリ遊びができることが多いので、子どもが喜ぶこと間違いなしです。
また、温泉やショッピングモールがあれば、子どもがスキー教室に参加している間、ママは温泉や買い物を楽しむこともできますよ。
準備に移動にと、何かと親の負担が多いスキー旅行ですが、親子で楽しむことができればきっと忘れられない思い出になるはず。今年の冬は思いきってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
<文:フリーランス記者芳賀千歳>