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4年保育の幼稚園プレに早生まれの1歳児が入会!メリットはあった?

あんふぁん
冬ごろになると、幼稚園のプレ保育・親子教室の受付が始まります。子どもの就園に向け、プレの入会を検討している人も多いでしょう。
娘は早生まれのため、1歳になって間もなく4年保育の園の2歳児クラスの幼稚園プレに入会しました。当初は不安もありましたが、参加して半年経った今では、大きな成果を感じています。今回は、早生まれのわが子の幼稚園プレ体験談を紹介します。

幼稚園プレへの入会を決めた理由


筆者が住んでいる地域では4年保育を実施している幼稚園・子ども園が多く、子どもを通常の年少クラス(3~4歳)より下の最年少クラス(2~3歳)から就園させる家庭が少なくありません。筆者も在宅での仕事が日中子どもを見ながらでは難しくなってきたという事情があり、4年保育を考えるようになりました。

4年保育の場合、幼稚園プレは子どもが2歳になる学年からスタートすることになります。
筆者が入会を決めた主な理由は、入園を検討している幼稚園について詳しく知りたかったから。また、同学年の友だちを増やしたかったことや、筆者が出不精で子どもがヒマを持て余しているように感じ、出かけるきっかけがほしかったのも理由です。

4年保育の幼稚園プレに早生まれの1歳児が入会!メリットはあった?

幼稚園プレのためにそろえた、子どものバッグと上靴、ママ用の上履き

ひたすら抱っこで大変だった最初の3か月


娘の幼稚園プレは春からスタート。月2回の実施で、1年間のカリキュラムです。早生まれのわが子は1歳になったばかりで、同学年で4月生まれの子どもと比べると、1年近くの差がありました。上手におしゃべりできたり、ママの言うことをきちんと理解している子どももいる中、みんなについていけるか不安でした。

娘が入会した幼稚園プレでは、ほかの親子と一緒に外国人の先生と英語で遊んだり、リズム遊びや絵本の読み聞かせなどが行われます。

プレが始まって3か月くらいの間、娘はほかの子どもがたくさんいる環境が慣れなくてイヤだったのか、常に不機嫌でした。
約1時間あるプレのうち、ほとんどの時間がママの抱っこ。まともに参加できたのは大好きな絵本を聞くときくらいで、ほかはひたすら抱っこ…。重い子どもをずっと抱っこしたまま歌ったり、ダンスしたり…筆者はいつもクタクタでした。

月齢が上の子どもは比較的きちんと参加できているようだったので、抱っこばかりの娘と比べてしまったり、せっかくの英語やリズム遊びを学べるチャンスなのに…とがっかりすることも。でも、幼稚園の先生の「ママに抱っこされながらでも、子どもはちゃんと耳や体で感じてますよ」という言葉に励まされ、がんばって参加し続けました。

プレに参加して半年、わが子の成長が見えた!



幼稚園プレを始めて半年、今でも抱っこを求めて泣くことが多い娘ですが、以前よりも楽しそうに参加している時間が増えました。劇的に成長して月齢が上の子どもとの差が縮まったとまではいきませんが、ほかの子どもの言葉や動作をマネしようとしたり、いい刺激を受けているようです。幼稚園の先生から教わった歌あそびを自宅で披露してくれることもあり、そんな姿を見るたび、プレに入会してよかったと感じています。


筆者自身もプレに慣れ、ほかの子どもとわが子を比べて落ち込むことがなくなりました。「将来、あんなことができるようになるんだな」「イヤイヤ期ってこんな感じなんだ」と、参考にさせてもらっています。

さらに、プレに参加しているママたちと親しくなり、幼稚園についていろいろな話を聞けるようになったのもメリット。上の子がすでに幼稚園に通っている先輩ママや、ほかの幼稚園のプレに参加しているママもいて、今後の幼稚園選びに必要な情報を得ることができました。

2歳児の幼稚園プレにはメリットあり!


幼稚園の特色や先生たちの雰囲気といったものは、実際にプレなどに参加してみないと分かりにくいものです。評判がいいと聞いていた幼稚園だったのに、子どもには合わなかった…ということもあるかもしれません。

今回、私は4年保育の幼稚園プレに参加していますが、4年保育をするつもりがない人にとっても、2歳児の幼稚園プレは何かメリットになることがあると感じています。早生まれだと最初のうちはママのサポートが大変かもしれませんが、子どもにとって良い経験になると思います。
気になっている幼稚園がプレをしていないか、調べてみてくださいね。

<文:フリーランス記者奥 汐紀>

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