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「自分で食べない」と悩むママへ!食べる意欲を劇的に上げる法則とは

あんふぁん

園のママたちからの食に関する悩み


・なかなか自分でスプーンやフォークを使わなくて…
・自分で食べるのに時間がかかって飽きてしまう
・家では自分で食べることに疲れちゃうので、ついついママがあーんしてあげちゃいます

筆者が勤務する園ではママたちからこういった声を聞くことがよくあります。
そして私自身も、「朝は忙しいし、部屋も服も汚れるし…」と、本当は息子が自分でスプーンやフォークを使えるとわかりながらも「あーん」で食べさせていました。実際、寝起きで着替えさせた洋服を食後にまた着替えさせたり、それにともなって洗濯物が増えたり、床掃除が増えたりといったことはできれば避けたいのが本音ですよね。

食材の大きさを変えてみたら


ですがあるとき、わが家で料理するときに、食材の大きさを変えてみたら驚くことが。なんと子どもの食べる意欲が劇的に変わったのです。
そういえば園でも、その子にとってちょうどいい大きさの食材が使われた献立の時は先生に助けを求めなくとも自分でスプーンとフォークを使って食べる子が多いのです。
もちろんママや先生に甘えたい気持ちもあります。あーんしてもらうと嬉しい気持ちになる子もいます。
ですが、成長の過程で「自分でやってみたい」という気持ちを持ってほしいのも親心。今回は子どもをやる気にさせるちょうどいい食材の大きさの法則を、簡単にわかりやすく紹介します。

子どもの口に合う食材のサイズはその子によりけり



食べやすい大きさと言っても、月齢や年齢、食材、調理法によって異なりますよね。それがとても簡単に、3秒でわかるのです。用意するのは家庭にある鏡だけ。
鏡の前に子どもと並んで、子どもに「口を開けてみて」と言い、その口の大きさに合わせて、自分の口を開けてみてください。どうでしょうか?子どもの口の開きは、ママが思っているより小さいのではないでしょうか?
もちろん、成長に合わせて子どもの食べやすい大きさは変化していきます。なので、「あれ?なんだか最近また食べづらそうにしているな」と感じたら、簡単なので何度でも試してみてください。


そして、ママは子ども用のスプーンとフォークを使って、子どもの口のサイズで食事をとってみてください。そうすると、「豆腐なら柔らかいからもう少し大きめでも食べれるな」「ほうれん草のお浸しはこの長さだと食べづらいな」などといった子ども目線に気づくことができます。麺類も同じで、子どもにとっては長すぎても食べにくい、短すぎても食べにくいようです。

ついつい手づかみ食べが出てきてしまう子どもも、食材が食べやすい大きさや長さになっていれば、スプーンやフォーク、箸を使ってみようと思います。そして、「自分でできる!」という意識から、さらに挑戦してみようという意欲がうまれるようです。
たまには思いっきり噛みつかせたい、あえて細かくして箸の使い方を上達させたいなど、そのときどきで変化をつけていくのもいいですね。

食べる意欲アップのためには、子どもの食べやすい一口サイズをわかっておくことが大切。わが子にとって食べやすいのはどのサイズ?ぜひご家庭でお試しください。

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