愛あるセレクトをしたいママのみかた

じいじ・ばあばにおねだりしたいクリスマスプレゼント絵本

あんふぁん

クリスマスのプレゼントにほしいものを聞かれたら



クリスマスプレゼントはサンタさんから。でもじいじやばあばからも「クリスマスに何かプレゼントしたいんだけど…」と言われることも多いのでは?

じいじやばあばも、かわいい孫たちに何をあげたらいいのか、悩んでいる人も多いようです。
おもちゃをあげても、親(娘・息子)に「こんなの買ってきて!」と怒られる、といった心配もあるようですね。

そんな時、絵本のプレゼントをお願いしてみてはいかがでしょう。

じいじ・ばあばからプレゼントしてほしい絵本って?



普段、親としては子どもに買い与えないけれど、プレゼントしてもらってうれしい絵本ってどんなものでしょう?

しかけ絵本は、小さい子どもたちにはなかなか与えにくいものです。すぐに壊されると思うと買うのはためらってしまいますね。でもプレゼントなら子どもたちも大事にしてくれるかもしれませんよ。

「ホワイトクリスマス」

デビッド・ペルハム作、きたむらまさお訳、大日本絵画

【概要】
小さなてのひらサイズのしかけ絵本です。
開くと、光の加減で影までも美しく見えます。

【おすすめポイント】
子どもにはもったいない気もするおしゃれなしかけ絵本。ツリーのそばに開いて飾っておくのもいいかもしれません。小さい子どもでも、「これは大事に扱わないといけないもの」ということが、ちゃんとわかって、そーっと丁寧に扱ってくれる様子を見るのもなんだかうれしいものです。いつも子育てをがんばっているママやパパも癒されますよ。

1冊は手元にほしい定番クリスマス絵本



「クリスマスのまえのばん」
クレメント・クラーク・ムーア詩、リスベート・ツヴェルガー絵、江國香織訳、BL出版

【概要】
語り継がれてきた名作です。クリスマスの定番ともいえるお話で、いろいろな種類が出ていますが、美しい絵とやさしく語りかけるような訳文がとてもきれいです。

【おすすめポイント】
クリスマスの定番のおはなしとして、1冊は手元においておきたいクレメント・ムーアの「クリスマスのまえのばん」。
その中でも大判で少しお値段も高めのこちらは、大人になってもずっと大切に持っておきたい1冊。じいじばあばからのプレゼントにぴったりです。

今年出たばかりの絵本なら、かぶりの心配無用



絵本はたくさん持っていそうだし、かといってプレゼントに何がほしいか事前に聞くのもちょっと…、というじいじばあばもいるかもしれません。何を持っているかわからないので、かぶる可能性もあると思うと少し不安ですね。
それならば、今年発売されたばかりの絵本なら持っていない可能性大です!
さりげなく、ママから「新しく出たクリスマス絵本がほしいな」なんてヒントをあげるのもいいかもしれません。

「いち・にい・サンタ!」
作:ひらぎみつえほるぷ出版

【概要】
サンタが元気に体操をします。陽気なサンタさんの掛け声が聞こえてきそうで、ついつい一緒に体を動かしたくなってしまいます。

【おすすめポイント】
指でキュキュッとサンタを動かしてみましょう。
赤ちゃんにもわかりやすいはっきりとした色としかけが楽しい、元気がでる1冊です。じいじばあばからプレゼントしたなら、ぜひじいじばあばの読み聞かせで一緒に楽しみたいですね。一緒についつい笑顔になってしまいますよ!

……

もう1冊、大人気「ねこのピート」シリーズのクリスマスバージョンが登場しました!

「ねこのピートクリスマスをとどけよう」

作/エリック・リトウィン絵/ジェームス・ディーン訳/大友剛文字画/長谷川義史ひさかたチャイルド

【概要】
人気の「ねこのピートシリーズ」の第5作。今回は大事なクリスマスイブに、風邪をひいて寝込んでしまったサンタに代わって、ピートがサンタクロースになって大活躍します。

【おすすめポイント】
大人気のシリーズ最新刊に、喜んでくれること間違いなし!陽気でポジティブなピートの歌声にのせて、楽しく読めるよう、プレゼントする側も事前に下読みしておくといいかもしれませんね。

「もらった絵本、気に入って何回も読んでって持ってくるよ」と伝えてみて



かさばらずお値段も手ごろな絵本は、プレゼントに最適です。でもたくさんの絵本の中から何をプレゼントするかは、あげる方にとっては悩ましいものです。
もらった後で、「おばあちゃんがプレゼントしてくれたあの絵本、気に入って何度も何度も読んでって持ってくるよ」と伝えたら、きっと喜んでくれるはず。
事前に今、子どもが好きなことや最近読んでいる絵本などをさりげなく(笑)話しておくのもいいですね。また、絵本専門店に行くとおすすめの絵本をチョイスしてくれるので、「お店の人と仲良くなるといいよ」と教えても。じいじばあばの株が上がる1冊が見つかりますように。

<文・写真:フリーランス記者鳥山由紀>

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