冬に気分が落ちるのにはワケがあった!気分を上げるのに試したい3つのこと
「仕事をがんばってる私、えらい!」「毎日こんなに大変なのによくやっている!」と、自分で自分のことをほめてみましょう。声に出してほめるのが恥ずかしいときは、心の中で思うだけでもOK!ふっと心が軽くなるはずです。
気分をあげるカギはドーパミン
紹介した3つの方法は、「嬉しい・楽しいと感じる」「目標を達成する」「ほめられる」という、どれも快感ホルモンのドーパミンを分泌させる方法です。日照時間が少ない冬は、セロトニンの分泌が乱れないように生活習慣を整えるのはもちろん大切ですが、ドーパミンを増やすよう工夫して気分を上げるのもひとつの手ですね。
試してみた結果…
菊地さんから教えてもらったことを、早速実践してみました。まずは、1番簡単に試せる“自分で自分をほめること”。
ほめるだけなんて簡単だろうと思っていたら、「まわりと比べると自分なんて全然頑張っていない、なにをほめていいのか分からない」と、ネガティブな思考になってしまいました。とりあえず考えるのはやめにして「いつも頑張ってえらい」と口に出してみると、なんだかほっとした気分に。続けていくと「気持ちが落ち込んでいるときに、普通に生活していること自体が頑張っていることなんだ」と、自分で自分を認めてあげるだけで、気持ちがラクになりました。
気分が落ちて、目標を達成したり掃除をするのも無理という人は、まずは自分で自分をほめて気分を上げてから目標を持つのがおすすめ。ときどき「ちょっとお母さんのことほめてくれない?」と息子にお願いすると、嬉しいことにたくさんほめてくれます。子どもにほめられると、不思議と子どものこともほめてあげたくなっちゃうんです。
最近子どものことも自分のこともほめてないなという人は、親子でほめあって気持ちを軽くしてみてはいかがでしょう。
<取材協力>ストレスケアカウンセラー菊地若奈さん
<文・写真:フリーランス記者三浦麻耶>