子育て情報『「学校が大好き=家の居心地が悪い?」先生に聞いたら、意外な答えが』

「学校が大好き=家の居心地が悪い?」先生に聞いたら、意外な答えが

幼稚園や学校が大好きすぎる子どもたち

幼稚園の朝のお見送りで泣いてしまう、学校に行きたくないという、これはよくある話です。それに対する先生方のお話として多いのが「ママが大好きだから」「おうちが居心地よいから」。
わが家の子どもたちは幼稚園や小学校が大好きで、「行きたくない」ということがまったくなかったのですが、ふと、幼稚園や学校が大好きなうちの子は、「もしかして親をあまり好きではない?家の居心地が悪い?」と思ったのです。「気をもみ過ぎ?」と思いつつも、先生に聞いてみたら、意外な答えが返ってきたのでその話をします。


家のお手伝いをしっかりしていると…

まず先生から返ってきた答えは、「きょうだいも多いし、おうちではしっかりお手伝いもするほうじゃないですか?」というもの。

意外な答えに驚いていると、先生は「幼稚園や学校では、注目されやすいカリキュラムや授業だけではなく、雑用的なことが意外とたくさんあります。そういうことに関して、自宅でお手伝いをしている子どもは、自分の役割をしっかり果たし、ほかのお友達の手伝いもスムーズです。その結果、褒められるのでうれしいですよね。家では“当然”なことも、学校の先生だときちんと褒めて認めてくれるということもあり、通えば通うだけ幼稚園や学校が好きになるということがあるようです」と言われたのです。
幼児ではいつもおうちでしていることの延長で「先生のお手伝いをしてあげよう」という発想に結びつきやすく、小学校に上がってからも学校の掃除や配膳といったことがスムーズにこなせます。そのため、いろいろな場面で「できる」ことが多く、それは子どもにとっては楽しいことであるよう。また、自分でできるということが、本人の自信に結びつきやすいということもお話されていました。


わが家の子どもたちのお手伝い事情

わが家の場合は、子どもが多く、また近くに頼れる身内はいない状況だったので、下の子が産まれると、自然と小さな家事を任せるようにしてきました。
例えば、洗濯物を畳む、モノを片づける、干せる範囲で洗濯物を干す、拭き掃除をする、水やりをする、お風呂掃除をするなどです。
毎日決まったものをしっかりというわけでなく、何となく手が足りないときにお願いするゆるい感じです。

ちなみに、先生のおうちでは、子どもたちにはしっかりと分担を決めてお手伝いをさせていたようで、小学校に上がってからも学校が楽しくて仕方ない様子で通っていたと言います。

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