花粉が気になる季節、子どもと「朝ヨーグルト」「夜納豆」と「チョコ」!?
花粉が気になる季節になりました。最近は幼稚園や小学校でマスクをしている子どもをよく見かけます。
わが家は親子でアレルギー性鼻炎、しかも、1年中症状のある通年性アレルギーですが、花粉の季節はいつも以上にムズムズしてしまいます。
くしゃみや鼻づまりでつらそうな息子を見て、少しでもラクにしてあげたい母心から、日々免疫力アップにつながる食生活を心がけています。フードスタイリストの筆者が試してみてよかった、体の中からサポートしてくれる食材やその食べ方をお伝えします。
免疫力アップのキーワードは「発酵食品」
花粉症などのアレルギー症状は私たちがもつ免疫機能が過剰に反応しているときに起こります。その免疫機能をつかさどるのは「腸」です。
わが家では免疫力アップの為に、腸内環境を整える発酵食品を日々の食生活に取り入れています。
毎日食べられるものを選びましょう
発酵食品と言われて、真っ先に思い浮かぶのがチーズやヨーグルト。和の食材であるみそ、しょうゆ、納豆、漬物、そしてかつお節も発酵食品です。韓国のキムチにヨーロッパ発祥のピクルスも。
数え上げるとキリがありませんが、たくさんの発酵食品の中から、まずはわが子が毎日食べ続けられると思う食材を選びましょう。
わが家のスタンダードは、デザートに「朝ヨーグルト」
わが家の朝の食卓には必ず「デザートとしてヨーグルト」が並びます。なぜ「デザートとして」の部分を強調するかと言うと、「デザート=食後」だから。
乳酸菌は胃酸に弱いため、乳酸菌をたっぷり含むヨーグルトを朝起きたばかりの空腹時に食べても、腸まで届かないのです。なので、まずは朝食をしっかりとって、胃酸が薄くなった食後に食べるのがおすすめです。
もうひとつのスタンダードは「夜納豆」
納豆はさまざまな栄養素を含む、日本が誇るスーパー発酵フード。納豆菌は腸内でも発酵を進めて、善玉菌を増やしてくれます。血液サラサラ効果で知られるナットウキナーゼは熱に弱いのですが、納豆菌は熱にも強い!
うす揚げに納豆とチーズを入れてトースターで焼いた「納豆きんちゃく」、アボカドやちりめんじゃこを加えたりとアレンジ豊富な「納豆パスタ」、ひじきやにんじんのすりおろしで栄養価アップの「納豆おやき」など、子どもが好きな納豆メニューにどんどん挑戦しましょう。
おやつは気になるあの発酵食品!
わが家では、花粉が気になる季節はいつも以上に野菜や穀物を中心とした和食を心がけています。