人気の習い事、空手。3歳から習った3年間で、驚きの成長が!
この精神面の強さも空手で培ったものだと思います。
パパとも話し合った結果、息子自身のために今までがんばってきた空手をこれからも続けてほしい!という結論になりました。
息子が空手を続けるために
まず息子に「運動が何でも上手で体が強いのは空手のおかげじゃないかな」と話をしました。それでも「難しいからやめたい」と、気持ちは変わりません。
しばらくの間は「空手に行ったらお菓子を買おう」「空手に行ったら映画に行こう」と、ごほうび作戦でなんとかだましだまし行くこともありました。また、パパも一緒に空手を始めて、道場で真剣に取り組む姿や、家でも一生懸命練習する姿を見るようにしました。
少しずつ気持ちが戻り、迎えた年長の春、幼稚園の友達が入門。同い年の友達が入ってくれたことで、息子はすっかりやる気を取り戻したのでした。
見えてきた成長
年長になると繰り返し練習すれば、少しずつ難しい型も覚えられるようになりました。そして年長の冬、ついに昇級審査を受けることになりました。3時間以上の間集中して、今まで覚えたことを見てもらいます。
上の級の先輩がやっている間は、静かに見学して待ちます。師範に大勢の前で注意されても、組み手で痛い思いをしても、弱音ひとつ吐かずにやり抜いた息子。いつの間にかひとまわりも、ふたまわりも成長していました!
無事、審査に合格し、級が上がると、初心者稽古から上級者稽古に変わったため、そのメンバーの中ではまた最年少になってしまいました。でも、もう劣等感を感じることはなく、みんなにかわいがられながら、自分のペースで一生懸命に稽古に励んでいます。家での自主練習も欠かさないほど、やる気に満ちています!
空手のメリット、デメリットは?
3年間、空手を続けてきて感じたメリットは
・体力、体幹、柔軟性、運動能力が向上した
・精神的に強くなった
・ケンカしても友達に手を出すことがなくなった
・挨拶、待つこと、話を聞く姿勢が身についてきた
・努力する大切さ、達成感を味わえた
・物怖じせず、年上の先輩や先生と関われるようになった
・パパとの絆が強くなった
小学校入学前に上記のような力がついたことは、息子にとって本当によかったと思います。もちろん何歳から始めても、生きていく上で大切なことをたくさん学べます。
デメリットは
・集中力、体力が必要なため空手の日は体力温存させることが必要
・ケガをする可能性があること
・自宅練習のため、親が覚えて教える、動画撮影をしておくなどの対応が必要
というところです。