失敗おもちゃと成功おもちゃ…娘が生まれて2年で分かったこと
子どものおもちゃを選ぶとき、どのような基準で選んでいますか?
筆者の娘は先日2歳になりましたが、振り返って思うのは、子どものおもちゃ選びはとても難しいということ。「子どもに長く使ってほしい」「子どもの成長を促したい」という思いだけでおもちゃを買ってしまうと、思ったように役立たないこともあります。筆者が0~1歳の娘には早すぎたと思うおもちゃを紹介します。
娘が生まれて間もないころ、知育玩具という響きにひかれて購入した木製のおもちゃ。指先でビーズを動かして遊ぶものですが、遊び方を理解するのが難しかったのか、最近まで放置されていました。自宅に子どものおもちゃが増えていく中、使わない知育玩具の置き場所に困ったものです。
こういった知育玩具は子どもの指先が器用になって、小さな物を掴めるようになる1歳半ごろからでも遅くないと思いました。ちなみに2歳になった現在は、少し興味を持ち始めたようで、ビーズをつまんで動かして遊んでいます。
スポンジのようなソフトブロックは子どもがぶつかっても痛くないのが利点。ですが、簡単にちぎれる素材のために、1歳の娘がかじって食べてしまうこともありました。商品の注意事項には「対象年齢3歳以上」と書かれており、口に物を入れる月齢の子どもには早すぎたようです。
娘の1歳の誕生日に買った紙のおもちゃも、舐めたりかじられたりして、すぐにボロボロになってしまいました。
子どもが何でも口に入れてしまう期間に使うなら、誤飲の危険性が低いプラスチック製のブロックがいいかもしれません。
クレヨンも子どもに食べられてしまう恐れがあるため、注意が必要です。実際、娘も何度かクレヨンを口の中に入れてしまったことがありました。
クレヨンは100円ショップでも買えて手軽ですが、0〜1歳の子どもには水で描けるペンやお絵かきボードのほうが安全。
■ぬいぐるみ
娘はがっしり抱けるような大きなぬいぐるみが好きで、小さなぬいぐるみにはあまり興味を示しません。
筆者も小さいころは大きなぬいぐるみのほうが好きで、成長するにつれて小さなぬいぐるみを集めるようになりました。
ぬいぐるみのサイズに関しては好みもあるかもしれませんが、筆者のまわりの0~1歳の子どもを見ても、大きめのぬいぐるみのほうが好きな気がします。
小さなぬいぐるみが活躍するのは、もう少し後になってからかもしれません。
■絵本
絵本には厚紙と薄紙のタイプがありますが、薄紙の絵本は子どもに破かれてしまうのが難点。筆者もせっかくプレゼントでもらった絵本を破かれてしまったことがあり、泣く泣くテープで修繕しました。
子どもが自由に絵本を手に取って見られるようにしたい場合は、厚紙絵本をオススメします。
わが家では娘が0歳のとき、汚れてもすぐ洗える布のおもちゃが活躍しました。1歳になってからは、はめこみ・形合わせの知育玩具でよく遊ぶようになり、娘の成長を感じました。
娘が1歳前に買った乗用玩具は、今も現役で遊んでいて、3歳の友達にも人気があります。ひとつは持っておいて損がないと思うおもちゃです。
こうして娘の動向とおもちゃの関係を見ていると、改めておもちゃに表記されている対象年齢はやはり的確だと感じます。
背伸びして対象年齢が上のおもちゃを買うと、子どもが食べてしまって危険だったり、興味を持たれずに放置されてしまうことにも。わが子や贈り物におもちゃを選ぶときは、対象年齢を参考にして選ぶことをオススメします。
<文・写真:フリーランス記者奥汐紀>
筆者の娘は先日2歳になりましたが、振り返って思うのは、子どものおもちゃ選びはとても難しいということ。「子どもに長く使ってほしい」「子どもの成長を促したい」という思いだけでおもちゃを買ってしまうと、思ったように役立たないこともあります。筆者が0~1歳の娘には早すぎたと思うおもちゃを紹介します。
遊び方が理解できなかった…木製知育玩具
娘が生まれて間もないころ、知育玩具という響きにひかれて購入した木製のおもちゃ。指先でビーズを動かして遊ぶものですが、遊び方を理解するのが難しかったのか、最近まで放置されていました。自宅に子どものおもちゃが増えていく中、使わない知育玩具の置き場所に困ったものです。
こういった知育玩具は子どもの指先が器用になって、小さな物を掴めるようになる1歳半ごろからでも遅くないと思いました。ちなみに2歳になった現在は、少し興味を持ち始めたようで、ビーズをつまんで動かして遊んでいます。
子どもが食べてしまう…ソフトブロックと紙のおもちゃ
スポンジのようなソフトブロックは子どもがぶつかっても痛くないのが利点。ですが、簡単にちぎれる素材のために、1歳の娘がかじって食べてしまうこともありました。商品の注意事項には「対象年齢3歳以上」と書かれており、口に物を入れる月齢の子どもには早すぎたようです。
娘の1歳の誕生日に買った紙のおもちゃも、舐めたりかじられたりして、すぐにボロボロになってしまいました。
子どもが何でも口に入れてしまう期間に使うなら、誤飲の危険性が低いプラスチック製のブロックがいいかもしれません。
クレヨンも子どもに食べられてしまう恐れがあるため、注意が必要です。実際、娘も何度かクレヨンを口の中に入れてしまったことがありました。
クレヨンは100円ショップでも買えて手軽ですが、0〜1歳の子どもには水で描けるペンやお絵かきボードのほうが安全。
色のバリエーションはないものの、娘は2歳を過ぎてからも遊んでおり、息が長いおもちゃです。
ぬいぐるみと絵本は種類を選んで!
■ぬいぐるみ
娘はがっしり抱けるような大きなぬいぐるみが好きで、小さなぬいぐるみにはあまり興味を示しません。
筆者も小さいころは大きなぬいぐるみのほうが好きで、成長するにつれて小さなぬいぐるみを集めるようになりました。
ぬいぐるみのサイズに関しては好みもあるかもしれませんが、筆者のまわりの0~1歳の子どもを見ても、大きめのぬいぐるみのほうが好きな気がします。
小さなぬいぐるみが活躍するのは、もう少し後になってからかもしれません。
■絵本
絵本には厚紙と薄紙のタイプがありますが、薄紙の絵本は子どもに破かれてしまうのが難点。筆者もせっかくプレゼントでもらった絵本を破かれてしまったことがあり、泣く泣くテープで修繕しました。
子どもが自由に絵本を手に取って見られるようにしたい場合は、厚紙絵本をオススメします。
薄紙の絵本は子どもが成長するまでは手の届かないところに保管しておき、ママやパパが読んであげるときだけ取り出すのがよさそうです。
対象年齢に合ったおもちゃを選ぶことが大切
わが家では娘が0歳のとき、汚れてもすぐ洗える布のおもちゃが活躍しました。1歳になってからは、はめこみ・形合わせの知育玩具でよく遊ぶようになり、娘の成長を感じました。
娘が1歳前に買った乗用玩具は、今も現役で遊んでいて、3歳の友達にも人気があります。ひとつは持っておいて損がないと思うおもちゃです。
こうして娘の動向とおもちゃの関係を見ていると、改めておもちゃに表記されている対象年齢はやはり的確だと感じます。
背伸びして対象年齢が上のおもちゃを買うと、子どもが食べてしまって危険だったり、興味を持たれずに放置されてしまうことにも。わが子や贈り物におもちゃを選ぶときは、対象年齢を参考にして選ぶことをオススメします。
<文・写真:フリーランス記者奥汐紀>