園の子どもたちにも大人気の炒り卵
忙しい朝のそぼろごはんやそぼろ弁当、副菜や汁椀の彩りなど、メインにもサブにも大活躍の炒り卵。筆者の勤める園でも子どもたちにとても人気があります。
しかし、フライパンにつきっきりになって菜ばしでかき混ぜ続け、少しでも手を止めると仕上がりが茶色くなってしまう炒り卵はなかなか手間がかかりますよね。
そこで今回は、ちょっとしたポイントで炒り卵が簡単に作れる方法を紹介します。特売の卵を買いすぎたとき、卵の賞味期限が迫っているときにもぜひどうぞ。
驚くほど簡単!炒り卵の作り方
1.深さのある小鍋に油をなじませ、作りたい分だけ卵を割り入れます(ボウルを使わず直接割り入れるというずぼらテクでも、上手に作れます)
2.中弱火で加熱スタート※ここがポイントです。火をつけるのは卵を割り終わってから!
3.底が固まり始めたら、泡立て器を使ってシャカシャカかき混ぜます。黄身も白身も崩し、できるだけ細かくを意識します
4.手を休め、卵が再度固まり始めるのを待ちます。この隙間時間にお皿やお弁当箱の準備をすることができますよ
5.好みの加熱具合まで3と4の行程を繰り返し、完成です。お弁当に入れるときはしっかりと加熱してくださいね
わが家では、卵の味を味わってほしいのと、アレンジを効かせやすくするために砂糖や塩などの調味料は入れずに作っています。入れる場合は、1の段階で調味料も入れ、軽く混ぜ合わせてから加熱を始めるのがオススメです。
冷凍保存が可能だから、いつでもすぐ使える
わが家では、炒り卵を多めに作り、小分けにして冷凍保存しています。できたての炒り卵のあら熱をとってから、ラップにぴっちりと包み、密閉できる袋に入れています。朝ご飯のおかずがもう一品ほしいときにとても便利ですよ。
レンジで解凍するのもいいですし、汁物にはそのまま入れてもOKです。解凍時間は量によるので、加減してくださいね。
アレンジの幅はとても広い!
野菜炒め、青菜のお浸し、ノリ巻きの具にいなり寿司の具、チャーハンや焼きうどんに足してもOKなど、活躍の幅はとても広いですね。お弁当にも彩りを添えてくれます。
いかがでしょうか。
超簡単でアレンジ力抜群の炒り卵。ぜひお試しください。
<文・写真:フリーランス記者ゆかダコ>