ハンカチ落としで仲間外れに?小1娘ととった作戦とは
と提案。そして、いつもと変化をつけるために「少しオシャレしてワンピースを着て変身して行ってみよう!」と2人で作戦をたてました。
2人で考えた作戦が成功するのか?わくわく感もあり、次の日の朝は笑顔で家を出ることができました。
「失敗したら、また新しい作戦を考えようね。」と話して送り出しました。
結果、娘はあっさりと仲間に入れてもらえ、その後、もめることなくクラスになじめたようでした。
本音は先生に即、連絡したかったけれど…
娘の悲しい顔を見て、はじめは頭に血が上りました。
「仲間外れなんていけないし、みんな仲良くすればいいじゃないか、それがルールでしょう」と。
でも、子どもには子どもの世界があり、まずは自分で輪の中に入れるようにもっていきたいと考えました。一度冷静になってまずは娘の気持ちに寄り添い、たくさん話をしました。
そこで明確な悪意があるわけではないことに気づき、きっかけを作ることで、娘に自分で乗り越えさせることができたと思います。
解決していく途中で特に私が気を遣ったことは、相手を悪く言わないこと。
悪く言った時点で、娘はその子を嫌いになってしまったり、状況をよく見ることができなくなるのではないかと思ったのです。
今回のケースでは、リーダーの子に悪意はなく、みんなを仲間に入れてあげたくても、入れられない子どもなりの事情がありました。一緒にゲームするメンバーへの気遣いから、そうなっていたように感じます。
その後、娘は一度受け入れられたことにより、満足したようで、入れなくて困ってるお友達にハンカチを貸し出した結果、みんなが入れるようになったとのこと。
今回の一件は、娘にとっても私にとっても初めての経験で、悲しい思いもしましたが、相手を変えるのではなく、まず自分から変わる、そして工夫が大切ということに気づくことができました。また娘と話し合い、一緒に乗り越えたことで、親子の信頼も築けたと思います。