今が始め時!?小玉スイカの空中栽培に挑戦してみた記録
いよいよGWも後半。あと何をしよう…という人、親子でガーデニングはいかがですか? 5月は苗植えのチャンス。ホームセンターであれこれ準備する買い物も楽しいものです。
そこで、昨年5~8月にわが家でチャレンジした、小玉スイカの空中栽培を紹介します。
娘が「スイカ育てる!」と言い出したけれど… ウチで育てられる?
ホームセンターで、庭に植える植物の苗を選んでいたときのこと。あまり手のかからない定番のミニトマトと、私の好きなハーブ数種をカゴに入れていたら…娘が「スイカがいい!」「スイカ育てる!」と言い出したのです。
確かに、実がなるものは楽しそう。でもスイカ!?ウチで育てられるの…?と躊躇(ちゅうちょ)した私。
でも、小玉スイカの苗がたくさん売っているし、どうやらプランターでも育てられるらしい。調べてみると、“空中栽培”という方法があることを知ったのです。これは面白そう。ちょっとチャレンジしてみよう!と奮起して、新たな試みを始めたのでした。
娘には「育てたいのなら、ちゃんとお世話をするんだよ」と約束をして。
どんどん伸びるツル、一方で実は全然大きくならず…
スイカの栽培は初めてのわが家。いろいろな壁にぶちあたりました。
まず、どんどん伸びるツル。
あちこちにたくさんのツルが伸びて、どこを剪定したらよいかわからない…。ツルがどんどん伸びるので、支柱が必要、そして支柱の長さばかりが足りなくなる。生い茂る葉とツルの勢いはすごいのに、実が全然膨らまずにダメになってしまうのです。
まあ、そんなに簡単にスイカは実らないよな~、と少しずつ勉強を開始。小1の娘は図鑑で調べ、私もネットなどで情報収集です。
すると、親ヅル・子ヅル・孫ヅルの伸ばし方(摘芯)などがだんだん分かってきました。実際にやってみると、無事に受粉が進み、実が大きくなり始めたのです。
最強の天敵は「ハモグリバエ」
スイカの匂いに誘われてか、虫や鳥などがたくさん寄ってくるようになりました。
中でも、かなりてこずったのは「ハモグリバエ」。それまでは名前すら知らなかったのに、私たち親子にとって最強の天敵となりました。目に見えないほどの小さな虫ですが、葉に白い這いあとを残していき、葉や茎を枯らしてしまいます。
アルミホイルを茎に巻いたり、黄色い粘着虫よけシートをつけるなどして対策。食われた葉は早めに摘んだりと、攻防の連続です。