食欲がないときの救世主!子どもが夏を乗り切れる魔法の調味料は
「暑くなって子どもの食欲が落ちてしまった」。そんな経験はありませんか?
わが家は息子が2歳の夏に朝食をあまり食べなくなり、心配したことがあります。
先輩ママ友に相談してみると、「それって夏バテかも」と言われて、わずか2歳にして子どもは夏バテをするのかと驚きました。
体力が低下しがちな夏だからこそ、朝ごはんはしっかりと食べてほしいもの。
夏の朝食をお悩みのパパやママに、レパートリーが広がる、お手軽調味料を紹介します。
それは、めんつゆです!
かつお節と昆布に含まれる豊富なミネラル、そしてしょうゆやみりんに含まれるアミノ酸は夏の救世主。
めんつゆ(今回は3倍濃縮を使用)を使って、時間がない朝にも役立つ、材料3つだけの簡単レシピを紹介します。
【材料】(2人分)
そうめん…2束
納豆…1パック
梅干し…1個分
器にゆでたそうめん、納豆、梅干しの順に盛り付け、「めんつゆ(3倍濃縮):水=1:2」で割ったたっぷりのつゆを注ぎ入れてできあがり。
梅干しに含まれるクエン酸は唾液の分泌を促し、食欲を増進させてくれるとともに消化を助けます。
そうめんはビタミンBを含む納豆と合わせることによって、炭水化物に含まれる糖質が身体を動かすエネルギーに変身。子どもの元気をサポートするのにぴったりなメニューです。
梅干しが苦手なお子さんには、納豆の上にのせるのではなく、納豆に小さく刻んで入れてかき混ぜてから、そうめんの上にオン。
酸味も少なく、ふわふわの納豆になるので喜んで食べてくれると思います。
【材料】(2人分)
ミニトマト(もしくはトマト)…200g
豚肉うす切り肉(しゃぶしゃぶ用)…150g
オクラ(ゆでておく)…適量
前の夜にミニトマトはさっとゆでて冷水にとり、皮をむき、めんつゆに漬けて「トマトめんつゆ」を作っておく。
トマトめんつゆをボウルに入れ、ゆでた豚うす切り肉とあえて器に盛り、オクラの輪切りを散らしてできあがり。豚肉とトマトに含まれるクエン酸は相性ばっちりで、豚肉とトマトを一緒に食べることによって、エネルギーアップ、疲労回復の効果があります。
トマトの皮を湯むきしたり、ゆでたオクラの輪切りは星に見立ててアレンジしたりと一手間加えることによって、野菜が苦手な息子もパクパク食べてくれます。
【材料】(4人分)
卵…2個
なめこ…100g
花麩(水で戻しておく)…4個
しっかりと溶いた卵にめんつゆ大さじ2と水300ccを加え、こし器でこして卵液を作る。
卵液をなめこと花麩を入れた器に注ぎ、湯気が立った蒸し器に入れ、強火で2分、次に弱火で10分蒸す。火を止めて、フタをしたまま10分待ってできあがり。
暑い夏は蒸し器を使わずにオーブンや、オーブンレンジのスチーム機能を使うのもおすすめです。
卵には必須アミノ酸がバランスよく含まれ、夏の疲れや免疫力の低下を防いでくれます。なめこもミネラルを豊富に含んだ優秀食材ですが、きのこが苦手なお子さんには好きな具材を聞いて、その具材で一緒に下準備をしても楽しいですね。
わが家では卵を割るのが大好きな息子と茶碗蒸しを多めに作り、その日は熱々の茶碗蒸し、残りを冷蔵庫で一晩おき、翌日の朝に冷やし茶碗蒸しとして食べるのが夏の定番です。
めんつゆは市販のものが多く販売されているので、自分好みのめんつゆを探すのも楽しいですが、実は簡単に作ることができます。
【材料】
しょうゆ…1カップ
みりん…1カップ
かつお節…ふたつかみ(20g程度)
昆布…10cm四方
1.鍋にみりんを入れて、中火にかけ、沸騰したら弱火にして、30秒程度加熱し、みりんを煮きる
2.煮きりが終わったら、その他の材料をすべて鍋に入れ、沸騰させないように弱めの中火で5分程度煮る
3.火を止めて、あら熱がとれたら、固く絞ったふきんでこし、消毒済みの保存ビンに入れてできあがり
わが家ではこの自家製めんつゆを市販の3倍濃縮めんつゆと同様に、そうめんつゆとしてはもちろん、煮物にサラダと色々な料理に使っています。
冷蔵庫で1か月程度は保存可能ですが、あっという間になくなります。干ししいたけの出汁を加えたり、きび砂糖を入れて、少し甘めに作ったりとアレンジも楽しめますよ。
暑い夏にも朝食をしっかりとることによって、子どもの脳は活性化され、身体も成長し、長い夏休みの間も規則正しい生活が身につきます。
この夏はめんつゆで手軽においしい朝をスタートさせましょう。
<文・写真:ライター稲井華子>
わが家は息子が2歳の夏に朝食をあまり食べなくなり、心配したことがあります。
先輩ママ友に相談してみると、「それって夏バテかも」と言われて、わずか2歳にして子どもは夏バテをするのかと驚きました。
体力が低下しがちな夏だからこそ、朝ごはんはしっかりと食べてほしいもの。
夏の朝食をお悩みのパパやママに、レパートリーが広がる、お手軽調味料を紹介します。
夏に大活躍の魔法のお手軽調味料とは?
それは、めんつゆです!
かつお節と昆布に含まれる豊富なミネラル、そしてしょうゆやみりんに含まれるアミノ酸は夏の救世主。
めんつゆ(今回は3倍濃縮を使用)を使って、時間がない朝にも役立つ、材料3つだけの簡単レシピを紹介します。
ネバネバパワーで朝も元気に!【納豆梅そうめん】
【材料】(2人分)
そうめん…2束
納豆…1パック
梅干し…1個分
器にゆでたそうめん、納豆、梅干しの順に盛り付け、「めんつゆ(3倍濃縮):水=1:2」で割ったたっぷりのつゆを注ぎ入れてできあがり。
梅干しに含まれるクエン酸は唾液の分泌を促し、食欲を増進させてくれるとともに消化を助けます。
そうめんはビタミンBを含む納豆と合わせることによって、炭水化物に含まれる糖質が身体を動かすエネルギーに変身。子どもの元気をサポートするのにぴったりなメニューです。
梅干しが苦手なお子さんには、納豆の上にのせるのではなく、納豆に小さく刻んで入れてかき混ぜてから、そうめんの上にオン。
酸味も少なく、ふわふわの納豆になるので喜んで食べてくれると思います。
ボリュームたっぷり【冷しゃぶとトマトのサラダ】
【材料】(2人分)
ミニトマト(もしくはトマト)…200g
豚肉うす切り肉(しゃぶしゃぶ用)…150g
オクラ(ゆでておく)…適量
前の夜にミニトマトはさっとゆでて冷水にとり、皮をむき、めんつゆに漬けて「トマトめんつゆ」を作っておく。
トマトめんつゆをボウルに入れ、ゆでた豚うす切り肉とあえて器に盛り、オクラの輪切りを散らしてできあがり。豚肉とトマトに含まれるクエン酸は相性ばっちりで、豚肉とトマトを一緒に食べることによって、エネルギーアップ、疲労回復の効果があります。
トマトの皮を湯むきしたり、ゆでたオクラの輪切りは星に見立ててアレンジしたりと一手間加えることによって、野菜が苦手な息子もパクパク食べてくれます。
食欲がない朝もつるっと食べられる【なめこの茶碗蒸し】
【材料】(4人分)
卵…2個
なめこ…100g
花麩(水で戻しておく)…4個
しっかりと溶いた卵にめんつゆ大さじ2と水300ccを加え、こし器でこして卵液を作る。
卵液をなめこと花麩を入れた器に注ぎ、湯気が立った蒸し器に入れ、強火で2分、次に弱火で10分蒸す。火を止めて、フタをしたまま10分待ってできあがり。
暑い夏は蒸し器を使わずにオーブンや、オーブンレンジのスチーム機能を使うのもおすすめです。
卵には必須アミノ酸がバランスよく含まれ、夏の疲れや免疫力の低下を防いでくれます。なめこもミネラルを豊富に含んだ優秀食材ですが、きのこが苦手なお子さんには好きな具材を聞いて、その具材で一緒に下準備をしても楽しいですね。
わが家では卵を割るのが大好きな息子と茶碗蒸しを多めに作り、その日は熱々の茶碗蒸し、残りを冷蔵庫で一晩おき、翌日の朝に冷やし茶碗蒸しとして食べるのが夏の定番です。
簡単自家製めんつゆでもっとおいしく!
めんつゆは市販のものが多く販売されているので、自分好みのめんつゆを探すのも楽しいですが、実は簡単に作ることができます。
【材料】
しょうゆ…1カップ
みりん…1カップ
かつお節…ふたつかみ(20g程度)
昆布…10cm四方
1.鍋にみりんを入れて、中火にかけ、沸騰したら弱火にして、30秒程度加熱し、みりんを煮きる
2.煮きりが終わったら、その他の材料をすべて鍋に入れ、沸騰させないように弱めの中火で5分程度煮る
3.火を止めて、あら熱がとれたら、固く絞ったふきんでこし、消毒済みの保存ビンに入れてできあがり
わが家ではこの自家製めんつゆを市販の3倍濃縮めんつゆと同様に、そうめんつゆとしてはもちろん、煮物にサラダと色々な料理に使っています。
冷蔵庫で1か月程度は保存可能ですが、あっという間になくなります。干ししいたけの出汁を加えたり、きび砂糖を入れて、少し甘めに作ったりとアレンジも楽しめますよ。
暑い夏にも朝食をしっかりとることによって、子どもの脳は活性化され、身体も成長し、長い夏休みの間も規則正しい生活が身につきます。
この夏はめんつゆで手軽においしい朝をスタートさせましょう。
<文・写真:ライター稲井華子>