食欲がないときの救世主!子どもが夏を乗り切れる魔法の調味料は
食欲がない朝もつるっと食べられる【なめこの茶碗蒸し】
【材料】(4人分)
卵…2個
なめこ…100g
花麩(水で戻しておく)…4個
しっかりと溶いた卵にめんつゆ大さじ2と水300ccを加え、こし器でこして卵液を作る。
卵液をなめこと花麩を入れた器に注ぎ、湯気が立った蒸し器に入れ、強火で2分、次に弱火で10分蒸す。火を止めて、フタをしたまま10分待ってできあがり。
暑い夏は蒸し器を使わずにオーブンや、オーブンレンジのスチーム機能を使うのもおすすめです。
卵には必須アミノ酸がバランスよく含まれ、夏の疲れや免疫力の低下を防いでくれます。なめこもミネラルを豊富に含んだ優秀食材ですが、きのこが苦手なお子さんには好きな具材を聞いて、その具材で一緒に下準備をしても楽しいですね。
わが家では卵を割るのが大好きな息子と茶碗蒸しを多めに作り、その日は熱々の茶碗蒸し、残りを冷蔵庫で一晩おき、翌日の朝に冷やし茶碗蒸しとして食べるのが夏の定番です。
簡単自家製めんつゆでもっとおいしく!
めんつゆは市販のものが多く販売されているので、自分好みのめんつゆを探すのも楽しいですが、実は簡単に作ることができます。
【材料】
しょうゆ…1カップ
みりん…1カップ
かつお節…ふたつかみ(20g程度)
昆布…10cm四方
1.鍋にみりんを入れて、中火にかけ、沸騰したら弱火にして、30秒程度加熱し、みりんを煮きる
2.煮きりが終わったら、その他の材料をすべて鍋に入れ、沸騰させないように弱めの中火で5分程度煮る
3.火を止めて、あら熱がとれたら、固く絞ったふきんでこし、消毒済みの保存ビンに入れてできあがり
わが家ではこの自家製めんつゆを市販の3倍濃縮めんつゆと同様に、そうめんつゆとしてはもちろん、煮物にサラダと色々な料理に使っています。
冷蔵庫で1か月程度は保存可能ですが、あっという間になくなります。干ししいたけの出汁を加えたり、きび砂糖を入れて、少し甘めに作ったりとアレンジも楽しめますよ。
暑い夏にも朝食をしっかりとることによって、子どもの脳は活性化され、身体も成長し、長い夏休みの間も規則正しい生活が身につきます。
この夏はめんつゆで手軽においしい朝をスタートさせましょう。
<文・写真:ライター稲井華子>