夏こそ子どもに栄養豊富なお麩を!汁物じゃない意外なアレンジ3種
ジメジメしたり、暑さが厳しかったり、この時期は子どもも大人も食欲が落ちがちですよね。そこで今回は、私が調理を担当する園で人気の「麩(ふ)」を使ったレシピを紹介します。
特におやつレシピは子どもの手が止まらない味わい!必見です。
そもそもみなさん、麩の正体をご存知でしょうか?麩は、小麦から取り出された良質な植物性タンパク質からできていて、子どもの成長に大切なカルシウムや鉄分が含まれています。また、汗とともに失われるミネラル類も含まれていて、暑い時期にぜひ取り入れたい食材。
そして麩は乾物のため、この暑い季節にも保存がきくのもいいところ。キッチンに常備しておけば、手軽に調理できますね。
さらに、見た目もきれいな模様や形の麩は、それだけで子どもの食欲をアップさせてくれます。
【材料】
麩:40gバター:25g砂糖:大さじ1
【作り方】
1.バターと砂糖を小鍋に入れ、極弱火でふつふつしてくるまで加熱する
2.麩を1の小鍋に入れ、中火でキャラメル化するまで加熱したらできあがり
できあがりはとても熱いので、冷ましてから食べてくださいね。中はサクサク、外はカリッとする食感も楽しく、使う麩の種類によって違った味わいになります。例えば、今回の写真は花麩なのでスナック感が強いですが、車麩を使うとフワフワ感が増して麩菓子のような味わいに!
園のおやつでも大人気のこのキャラメルスナックを、わが家では食欲旺盛な3歳の息子のために作り置き。「ごはんがたりないよ~」と言われたときすぐ出せる常備食にしています。
【材料】
豚ひき肉:240gニンニク:1片ショウガ:少々ネギ:100gニラ:100g麩:50g
ゴマ油:少々しょうゆ:大さじ1料理酒:小さじ1みそ:大さじ2水:250cc片栗粉:大さじ2
【作り方】
1.フライパンに、豚ひき肉、すりおろしたニンニク・ショウガ、みじん切りにしたネギ、薄切りにしたシイタケを入れてゴマ油で炒める
2.ひき肉の色が変わってきたら、しょうゆ、料理酒、みそ、水を入れて味付けをする
3.麩を入れ、水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成
豆腐の代わりに麩を使うところ以外はいつも麻婆豆腐とほぼ同じ作り方です。
市販の麻婆豆腐の素を使って作る場合も、豆腐と麩を入れかえればOK。ただ、麩が旨味と水分を吸ってくれるので、普段より気持ち多めの水を入れるのがおすすめです。
息子は「これナニ?麩?麩っておやつのでしょ?」と、おやつとしてもおかずとしても食べられることに驚いたよう。夫にも、「豆腐もおいしいけれど、麩は食べごたえがあって好き」と好評でした。
【材料】
キャベツ:100g生ワカメ:40g麩:20g塩:3g酢:20cc
【作り方】
1.キャベツを短冊切りにし、塩と一緒に袋に入れてよく揉みます
2.ワカメは塩抜きし、食べやすい大きさに切ってから1の袋に入れます
3.酢と麩を袋に入れ、軽くなじませて冷蔵庫で15分寝かせたらできあがり
酢の物を作ったときの漬け汁はムダになってしまいがちですが、このレシピは麩が漬け汁とうま味を一緒に吸ってくれます。わが家ではキャベツやキュウリを塩もみした袋に麩を直接入れることが多いですが、タッパーで作る場合は麩を具材の下側に入れて、よく漬け汁に浸るようにするのがおすすめです。
子どもも大人も喜ぶ「麩」を使ったレシピ。この夏、ぜひお試しください。
<文・写真:ライターゆかダコ>
特におやつレシピは子どもの手が止まらない味わい!必見です。
なぜ、お麩?
そもそもみなさん、麩の正体をご存知でしょうか?麩は、小麦から取り出された良質な植物性タンパク質からできていて、子どもの成長に大切なカルシウムや鉄分が含まれています。また、汗とともに失われるミネラル類も含まれていて、暑い時期にぜひ取り入れたい食材。
そして麩は乾物のため、この暑い季節にも保存がきくのもいいところ。キッチンに常備しておけば、手軽に調理できますね。
さらに、見た目もきれいな模様や形の麩は、それだけで子どもの食欲をアップさせてくれます。
普段は汁物に入ることの多い麩ですが、おやつにもメインにも利用でき、使い道はさまざまです。
サックサクで大人も子どもも手が止まらない!【キャラメルスナック】
【材料】
麩:40gバター:25g砂糖:大さじ1
【作り方】
1.バターと砂糖を小鍋に入れ、極弱火でふつふつしてくるまで加熱する
2.麩を1の小鍋に入れ、中火でキャラメル化するまで加熱したらできあがり
できあがりはとても熱いので、冷ましてから食べてくださいね。中はサクサク、外はカリッとする食感も楽しく、使う麩の種類によって違った味わいになります。例えば、今回の写真は花麩なのでスナック感が強いですが、車麩を使うとフワフワ感が増して麩菓子のような味わいに!
園のおやつでも大人気のこのキャラメルスナックを、わが家では食欲旺盛な3歳の息子のために作り置き。「ごはんがたりないよ~」と言われたときすぐ出せる常備食にしています。
豆腐を買い忘れてもOK。食べ応えバッチリ!【麻婆豆麩】
【材料】
豚ひき肉:240gニンニク:1片ショウガ:少々ネギ:100gニラ:100g麩:50g
ゴマ油:少々しょうゆ:大さじ1料理酒:小さじ1みそ:大さじ2水:250cc片栗粉:大さじ2
【作り方】
1.フライパンに、豚ひき肉、すりおろしたニンニク・ショウガ、みじん切りにしたネギ、薄切りにしたシイタケを入れてゴマ油で炒める
2.ひき肉の色が変わってきたら、しょうゆ、料理酒、みそ、水を入れて味付けをする
3.麩を入れ、水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成
豆腐の代わりに麩を使うところ以外はいつも麻婆豆腐とほぼ同じ作り方です。
市販の麻婆豆腐の素を使って作る場合も、豆腐と麩を入れかえればOK。ただ、麩が旨味と水分を吸ってくれるので、普段より気持ち多めの水を入れるのがおすすめです。
息子は「これナニ?麩?麩っておやつのでしょ?」と、おやつとしてもおかずとしても食べられることに驚いたよう。夫にも、「豆腐もおいしいけれど、麩は食べごたえがあって好き」と好評でした。
サッパリ味は夏の味方!【麩の酢の物】
【材料】
キャベツ:100g生ワカメ:40g麩:20g塩:3g酢:20cc
【作り方】
1.キャベツを短冊切りにし、塩と一緒に袋に入れてよく揉みます
2.ワカメは塩抜きし、食べやすい大きさに切ってから1の袋に入れます
3.酢と麩を袋に入れ、軽くなじませて冷蔵庫で15分寝かせたらできあがり
酢の物を作ったときの漬け汁はムダになってしまいがちですが、このレシピは麩が漬け汁とうま味を一緒に吸ってくれます。わが家ではキャベツやキュウリを塩もみした袋に麩を直接入れることが多いですが、タッパーで作る場合は麩を具材の下側に入れて、よく漬け汁に浸るようにするのがおすすめです。
子どもも大人も喜ぶ「麩」を使ったレシピ。この夏、ぜひお試しください。
<文・写真:ライターゆかダコ>