3歳児がすすんで歯磨きしやすい大きな口を開ける!そのひと工夫とは
それは実際の動物が口を開ける姿を見たこと。絵本や映像でも口を開けた動物は見られますが、わが子は実際に動物園で見たワニ、水族館で見たイルカの口を開ける姿を見て、とても大きな口を開けるようになりました。
水族館のイルカは実際に歯磨きの話をまじえながらの体験だったので、とても印象深かったようです。歯磨きが終わるとイルカも歯磨きするんだってねとうれしそうに話します。
ほかに口を開けさせる時に役立っているのが、旅先で一緒に見たシーサー。一方が口を開き、もう一方が口を閉じて対となる彼らは格好の歯磨き参考資料だと突然ひらめいた私。シーサーの口を指さし、「歯磨きのアーの口だよ!イーの口だよ!」と盛り上げました。
その日から歯磨きでイーして欲しい時はシーサーさん、上の歯を磨くときはイルカさん、下の歯を磨くときはワニさんのお口になってと話しています。
旅行の楽しかった出来事も一緒に思い出すのか、かなり上機嫌で、歯磨きのしやすい大きな口を開けてくれます。
小さな時から絵本や映像で口を開ける絵を何度も見ていたはずですが、今ほど上手に開けられたことはありません。
リアルな体験は影響が大きいですね。
年齢によるところも大きいとは思いますが、歯磨きで口を開けない子にはぜひ試してみてほしいです。
<文・写真:ライター幸森陽子>