子育て情報『自由研究これに決めた!1日で終わるアレの観察記録』

自由研究これに決めた!1日で終わるアレの観察記録

夏休みの自由研究、何をするか決まりましたか?
私がおすすめしたいのは、「セミの羽化の観察」です。
今回は、現在小学5年生の娘が、小学1年生のとき、初めての夏休み自由研究で制作した「セミの研究ノート」を公開します。
娘はこの自由研究で、セミの羽化の不思議を体感し、副産物として、時計への理解が深まったのです。

時間とともに変化する「セミの羽化」をテーマに決定

初めての自由研究。何をすればいいのか見当もつかず、学校からの夏休みのワークショップの案内などを参考にし、自宅でできるものを探していました。
そこで気になったのが「セミの羽化の観察」です。羽化は夕方から朝方にかけて行われ、経過によって色の変化などがあるとのこと。
娘は小学1年生の1学期、時計の学習についていけず悩んでいたのですが、これなら観察しながら時間の流れの感覚が身につくのではないかと考えました。


羽化の様子と時計の絵を組み合わせた観察ノートづくり

自由研究として提出するために、観察ノートを作ることにしました。観察ノートには、以下をまとめることに。
・セミの幼虫の捕獲方法
・羽化するスペースの作り方
・羽化の様子と時間の経過
スケッチブックに、変化の様子が分かる写真を貼り、その時々の様子をメモします。
時間の経過は時計の絵に長針、短針を書き込ませたものを貼って表すことにしました。


セミの幼虫を捕まえる方法を検索

実際に観察するにあたり、セミの幼虫を捕まえる方法をインターネットで検索しました。
ポイントは2つ
・時期は7月下旬から8月の上旬
・前日に雨が降るか、夕立があった日の18時から19時までの間、土から這い出てくる
土から這い出てきたところを捕まえて、自宅へ持ち帰ればゆっくりと観察することができそうです。

まずは羽化のスペースづくり

捕まえに行く前に、セミの幼虫が羽化する場所として、割りばしとプラスチックのケースで羽が広げられるスペースを作りました。
変化の様子がよく見えるように、ケースは透明のものに。

目次

・時間とともに変化する「セミの羽化」をテーマに決定
・羽化の様子と時計の絵を組み合わせた観察ノートづくり
・セミの幼虫を捕まえる方法を検索
・まずは羽化のスペースづくり
・セミの幼虫を見つけに行った様子をリポート
・羽化がスタート
・羽化してからの変化と時間の流れをまとめる
・リアルな体験はドリルを超える!時間の感覚がすんなりと

自由研究これに決めた!1日で終わるアレの観察記録


セミの幼虫を見つけに行った様子をリポート

木の根元に、傘の先で開けたような穴があれば、幼虫が抜け出た場所です。
自由研究これに決めた!1日で終わるアレの観察記録


見つけた時刻を時計の絵で表し、メモに記します。私たちが幼虫を見つけたのはマンションの並木道でした。

自由研究これに決めた!1日で終わるアレの観察記録


羽化がスタート

自由研究これに決めた!1日で終わるアレの観察記録


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羽化がスタートしたらその時刻を記入します。
羽化は、部屋を暗めにしないと始まりません。

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