薄っすらついている白い粉が大事な目安!失敗しないブドウの見分け方
ブドウがおいしい季節になりました! わが家でも毎年楽しみにしている時期です。
というのも、私の実家はブドウ栽培が盛んな地域にあり、両親もブドウ農家です。
そんな私が、秋の味覚の代表格ブドウをより一層おいしく食べるポイントをお伝えします。
新鮮・おいしいブドウの見分け方
新鮮なブドウを見分けるポイントは、茎とブルームです。
写真のブドウは東京で購入したもの。茎の状態を見ると、収穫から3〜5日くらいの鮮度で、ちょうど食べ頃の状態です
【新鮮ポイント1. 茎の色】
ブドウの茎の色は本来、緑色です。
収穫から時間が経つと、水分が抜けて茎が茶色になり、細くなっていきます。つまり枯れていくわけです。
鮮度の良いものを選ぶなら、まずは茎の色をチェックしましょう。
なお、茎が茶色になっても、果実は皮に守られているのでしばらくは大丈夫です。
【新鮮ポイント2. ブルームの状態】
ブルームとは、皮の外側に薄っすらついている白い粉のことです。紫色や黒色のブドウを見ると良く分かると思います。
消毒剤だと思われがちですが、これはブドウ自身が分泌しているもの。温度湿度や病気などから実を守る役割があります。
ブルームは収穫からいろんな人の手を渡り、箱詰めや運搬、時間の経過とともに取れてしまいます。そのため、ブルームの状態は鮮度の目安となります。
【おいしさポイント1. 果実の色】
ブドウの果実は種類によって、紫、黒、赤、黄、緑などの色がありますが、どれも陽を浴びるほどに色が濃くなります。
そのため、果実の色の濃いものほどおいしいと言えます。
【おいしさポイント2. 果実の密度】
果実の大きさが均一で、隙間なく密集しているものは、十分に成長している証拠。
果実の粒は、始めは小さく、成長とともに大きくなり、隙間がなくなります。
粒の大きさは種類によって異なるので見分けることは難しいですが、隙間の有無なら判別しやすいですよね。
ブドウの保存方法
ブドウを保存するためにオススメなのが、果実をバラバラにしてタッパーに入れること。
バラバラにするときは、太い茎と果実とをつないでいる細い茎をハサミで切ります。
このようにするといろいろメリットがあります。
【メリット1. 保存場所をとらない】
バラバラになっているので、房のままよりも容積を減らせます。
またブドウの果実は柔らかいので、その上に何かをのせるのは厳禁。