子どもを伸ばすには褒めるのが一番!「無条件の褒め」してますか?
逆に答えると〝口答えしないの!〞なんて親に言われてしまうことも。つまり子どもは〝答えなくちゃいけない・答えてもまた叱られる〞というストレスまで抱え込むことになるのです」
子どもを褒めることで親にも好影響が
褒めることは、親にとっても良い側面があります。誰かを褒めるということは、相手の良いところを見つけることです。
褒めることを繰り返し習慣付けることで、人・物事の良いところを見つけようというマインドが培われていきます。
これは子育て以外の日常生活においてもとても有効で、例えば混んでいるスーパーに行ったとき、「レジが混んでいて嫌だなあ」と思うより、「人気のあるスーパーで買い物ができて良かった」と思えた方が楽しいですよね。つまり、プラスの側面を見ることでプラス思考が身に付くというメリットがあるのです。
このように、褒めることは親子それぞれにとって良いことがたくさんあります。ぜひこれを機に、「褒め育児」を始めてみませんか。
ママの“しまった!”エピソード
● 「なんでこんな簡単なこともできないの?」など、ついつい言ってしまいます。そのせいで「自分はみんなよりできない子なんだ…」と自己評価の低い、自信のない子になってしまいました。(はな丸)
● お友達とトラブルになったとき、他の人の手前、子どもの言い分を聞く前に怒ったり注意したりしてしまいます。本当は状況を把握してから、必要であれば注意するべきなのに…。(Kokorita)
● 自分が「後でね~」と先延ばしにしておいて、いざ後になって言われると、「もう時間ないよ、分かるでしょ!」などと逆切れしてしまいます。(@ひかな)
● あれやりなさい、これやりなさい、と注意はするのに、子どもがそれをきちんとできたとき、褒めてあげるのを忘れてしまったこと。(あっこまんちゃん)
● 「〇〇ちゃんはできるのに」とお友達と比べてしまったり、「〇〇しないと、〇〇してあげないよ」など条件付きで叱ってしまうことがあります。(すまいる41)
褒めたいけれど、褒めるところが見つからない!でも、待って。視点を変えれば褒めることは簡単です。今すぐできる〝褒めテク〞を親野さんに聞きました
●「条件付きの褒め」の前に、たくさんの「無条件褒め」を
親が子どもを褒めるときは、何かを頑張った・やるべきことがちゃんとできた・できなかったことができるようになった、などの場合が多いでしょう。