1週間で子どもが変わった!自ら宿題に取り組めるように
この時間を生かして、小学生の息子はお風呂に入る前に宿題をやる、というリズムを自分で作りだしたようです。
もともと宿題をするのがイヤだったわけではなく、遊びに夢中になって宿題を先送りしているだけだったため、宿題に気づくタイミングと取り組めるタイミングが合えば、すんなりと宿題に向かうことができるのだと、初めて気がつきました。
日によっては違うときに取り組んでいますし、金曜日に出た宿題はその日のうちにやらないことも多いです。
しかし、どこかで宿題に取り組む時間を自分で作っています。宿題をやったかどうか不透明な日については、「宿題は終わってるんだよね?」とやはり信頼を込めた言葉で確認を行うようにしています。
今回の宿題の件でわかったのは、子どもを変えようとするより、子どもの環境や親の意識を変えるのが大切だということ。また子どもは自分の時間の流れやタイミングがうまく合えば、自ら動き出すということです。
これからの成長過程でもそれを忘れずに見守っていきたいと思います。
<文・写真:ライター沖田かへ>
勉強しない、やる気が出ない…思春期の学習、どこまでフォローする?発達障害のある小中学生の家庭学習【公認心理師・井上雅彦先生にきく】