娘がいじめに!?怒りに震える私に夫が言ったひと言は
子どもが学校に通い始めると、今までとは異なる学習・生活環境にわが子が適応できているのか、楽しく過ごせているのか、と心配になりますよね。特に第1子の場合、子どもはもちろん、親にとってもすべてが初めて尽くし。私も少し緊張感のある毎日を送っていました。
そんなある日、「もしかして娘がいじめられているのでは!?」と、私自身が冷静さを失うできごとが起きました。
今回の記事では、その時の私がとった行動と、そこから学んだ教訓をお伝えします。
小学校に入学して初めて娘が泣いた日
長女は、小学校に入学してから毎日帰宅後に「今日も学校楽しかったよ!」と笑顔いっぱいで報告してくれていました。
しかし、入学から数か月が経過したある日、とても暗い表情で帰宅。気になって「どうしたの?」とたずねたところ、ポロポロと泣き始めました。
娘が絞り出した言葉は、「怖かった」のひとことのみ。
しばらく時間をおいて再度理由をたずねたところ、教室で1人ひとりが自分のイスを持って整列している時に、後ろに並んでいる男の子が、何かをきっかけにして怒り出し、イスを娘に投げつけようとしたとのことです。
娘いわく、「自分は何もしていないのに、そのような態度を取られてとても怖かった。先生もその時の状況を見ていなかった」と。
この話を聞いたとき、私は怒りに震えあがりました。
大事に育ててきた娘が、楽しく通っていた学校で初めて怖い思いをしたと聞いて、冷静でいられなくなったのです。
「ウチの子は何もしていないのに、なんでそんな怖い目に遭わされなきゃいけないの!その男の子の親はどんな教育をしているの!」
まず私は「その男の子の家に文句を言いに行かねば」と思いました(娘と学童が一緒だったので、その子の家の場所もわかっていました)。
ただし、私ひとりでは心細かったので、夫が帰ってくるのを一旦待つことに。
怒りに震える私が冷静さを取り戻すまで
夫が帰ってきて事情を話すと、夫は意外なまでに冷静でした。
「娘は自分に非はないと言っているけど、もしかしたらそうじゃないかもしれない。まずは担任の先生に相談してみよう。先輩ママにもこういうときどうしたらよいか、聞いてみたら?」
夫に諭されたこともあり、まずは連絡帳に娘から聞いたその日のできごとを記載し、先生からのコメントを待ちました。また、先輩ママたち数人にもすぐ連絡を取り、アドバイスをもらうことにしました。