一番焦っているのは親!入園前のトイトレで試行錯誤したこと
4月の入園を半年後に控え、ママが特に焦るのがトイトレ。「焦らなくて大丈夫」「まわりと比べなくてよい」「うまくいかなくても穏やかな態度で」と頭ではわかっていても、なかなか感情をコントロールするのは難しいもの。
わが家の2人の娘はともに3月生まれ。入園を半年後に控えたこの時期、トイトレは完了していませんでした。
2人のトイトレを通して感じた私の気持ちの変化と効果があった方法をお伝えします。
一般的なトイトレの第一歩として、利用する人も多いのが、成功したらシールを貼れる「トイトレシート」。
子どもの好きなキャラクターを手描きしたり、市販のものや教材を利用したり。まずこれが大ハマりで大成功するパターンがあります。
しかし、なかなか思うように進まず、最初こそ新鮮で張り切ってトイレに向かうも、飽きてしまい、中だるみすることも。
そんな時にわが家がやってみてよかったのが、ママ以外の家族にもトイトレシートを描いてもらうこと。メリットは以下の通り。
・パパや兄姉に描いてもらえば、絵のタッチが新鮮になり、気分転換になる
・兄姉の場合は、自分の描いた絵にシールを貼ってもらいたくて、張りきってトイレに誘ってくれる
トイトレ中の子どもも、いつもママに誘われていたのに、子ども同士である兄姉に誘われると、嫌がっていたはずのトイレに行ってみようかな! となることも。
また、協力してくれる兄姉がまだ小さい場合、数字や字、絵の練習にもなります。間違っているのもまたかわいくて、親の方のピリピリした気持ちが癒される二次的効果も。
トイトレが中期以降になると、行き詰まってくることも。そんなとき、頼りになるのは、親やママ友など、トイトレを経験し、完了している存在。
その時期に私が支援センターで聞いてきたのが次の方法です。
「なにも履かせない」
・あえてお漏らしを経験させることで学び、次から気づくようになる
この方法で、続々と長女の同級生4人がトイトレを完了しました。
この時の「みんな」が、たまたまハマっただけであり、今思えばごく数人なのですが、当時はとても焦りました。
そして、「これだけみんなができるならわが子もできるはず」と意気込み、必死で取り入れました。
結果…まったくハマりませんでした。むしろなぜできないのか、とピリピリしてしまうことに。
またこの方法は、次女にもハマらず。つまり、周囲ができたことでも、わが子にはハマらないこともあるということ。
結局、わが家の姉妹がとった方法は、
「入園ギリギリまでオムツで過ごすこと」
・オムツを履いているけど、積極的にトイレには誘う
・「幼稚園にはパンツで行くんだよ」と伝え続ける
オムツを履かせることで、日に何度も起こるお漏らしの処理による自分の心のギスギスを取り除き、穏やかに過ごせるように。おかげで親子の空気が悪くならず、トイトレが「悪」にならなかったことはよかったと思います。
ちなみに、オムツをギリギリまで履いていても、入園=パンツのイメージは子どもの中にできていたので、数回着替えて帰ってくることはあっても、意外とスムーズにパンツ生活に切り替えることができました。
上記の例は、あくまでわが子のトイトレ完了までの流れで、だれもがうまくいくとは限りません。ママ自身が「人それぞれなんだ」と開き直ることがあっていいと私は考えています。
また、「焦らず穏やかに」ということにとらわれすぎて、逆にピリピリしてしまい、自己嫌悪になることもありましたが、よほど深刻でない限り、子どもは覚えていなかったりします。長女の時は特にピリピリした自覚がありますが、本人は全く覚えていなくて逆に拍子抜けしたほど。
トイトレ中、穏やかに過ごせるに越したことはないですが、気にしすぎてママと子どもがどちらも疲れてしまい、トイレがイヤな場所ならないようにしたいですよね。
幼稚園に入れば、新しい刺激を受け、いつしかトイトレは完了期を迎えます!
その最中は大変だけれど、乗り越えたあとに振り返るとその時の奮闘も懐かしく思えるもの。家族一丸となって取り組めば絆もぐっと深まります。ママと子どもがそれぞれに無理なく、相性のいいトイトレの方法が見つかりますように。
わが家の方法も一例として取り入れてみてください。
<文・写真:ライターちゃおこ>
わが家の2人の娘はともに3月生まれ。入園を半年後に控えたこの時期、トイトレは完了していませんでした。
2人のトイトレを通して感じた私の気持ちの変化と効果があった方法をお伝えします。
トイトレ初期:「トイトレシート」は家族を巻き込んで
一般的なトイトレの第一歩として、利用する人も多いのが、成功したらシールを貼れる「トイトレシート」。
子どもの好きなキャラクターを手描きしたり、市販のものや教材を利用したり。まずこれが大ハマりで大成功するパターンがあります。
しかし、なかなか思うように進まず、最初こそ新鮮で張り切ってトイレに向かうも、飽きてしまい、中だるみすることも。
そんな時にわが家がやってみてよかったのが、ママ以外の家族にもトイトレシートを描いてもらうこと。メリットは以下の通り。
・パパや兄姉に描いてもらえば、絵のタッチが新鮮になり、気分転換になる
・兄姉の場合は、自分の描いた絵にシールを貼ってもらいたくて、張りきってトイレに誘ってくれる
トイトレ中の子どもも、いつもママに誘われていたのに、子ども同士である兄姉に誘われると、嫌がっていたはずのトイレに行ってみようかな! となることも。
また、協力してくれる兄姉がまだ小さい場合、数字や字、絵の練習にもなります。間違っているのもまたかわいくて、親の方のピリピリした気持ちが癒される二次的効果も。
トイトレ中期〜完了期:「何も履かせない方法」で成功する同級生が多数出るも…
トイトレが中期以降になると、行き詰まってくることも。そんなとき、頼りになるのは、親やママ友など、トイトレを経験し、完了している存在。
その時期に私が支援センターで聞いてきたのが次の方法です。
「なにも履かせない」
・あえてお漏らしを経験させることで学び、次から気づくようになる
この方法で、続々と長女の同級生4人がトイトレを完了しました。
この時の「みんな」が、たまたまハマっただけであり、今思えばごく数人なのですが、当時はとても焦りました。
そして、「これだけみんなができるならわが子もできるはず」と意気込み、必死で取り入れました。
結果…まったくハマりませんでした。むしろなぜできないのか、とピリピリしてしまうことに。
またこの方法は、次女にもハマらず。つまり、周囲ができたことでも、わが子にはハマらないこともあるということ。
そう考えることができるようになるだけでかなり心穏やかに過ごせます。
あえての逆転発想「オムツで過ごす」
結局、わが家の姉妹がとった方法は、
「入園ギリギリまでオムツで過ごすこと」
・オムツを履いているけど、積極的にトイレには誘う
・「幼稚園にはパンツで行くんだよ」と伝え続ける
オムツを履かせることで、日に何度も起こるお漏らしの処理による自分の心のギスギスを取り除き、穏やかに過ごせるように。おかげで親子の空気が悪くならず、トイトレが「悪」にならなかったことはよかったと思います。
ちなみに、オムツをギリギリまで履いていても、入園=パンツのイメージは子どもの中にできていたので、数回着替えて帰ってくることはあっても、意外とスムーズにパンツ生活に切り替えることができました。
少しピリピリしても落ち込まないで。子どもは意外と覚えてない
上記の例は、あくまでわが子のトイトレ完了までの流れで、だれもがうまくいくとは限りません。ママ自身が「人それぞれなんだ」と開き直ることがあっていいと私は考えています。
また、「焦らず穏やかに」ということにとらわれすぎて、逆にピリピリしてしまい、自己嫌悪になることもありましたが、よほど深刻でない限り、子どもは覚えていなかったりします。長女の時は特にピリピリした自覚がありますが、本人は全く覚えていなくて逆に拍子抜けしたほど。
※とても繊細な子や敏感な子には当てはまらないかもしれないので気をつけてあげてください
トイトレ中、穏やかに過ごせるに越したことはないですが、気にしすぎてママと子どもがどちらも疲れてしまい、トイレがイヤな場所ならないようにしたいですよね。
幼稚園に入れば、新しい刺激を受け、いつしかトイトレは完了期を迎えます!
その最中は大変だけれど、乗り越えたあとに振り返るとその時の奮闘も懐かしく思えるもの。家族一丸となって取り組めば絆もぐっと深まります。ママと子どもがそれぞれに無理なく、相性のいいトイトレの方法が見つかりますように。
わが家の方法も一例として取り入れてみてください。
<文・写真:ライターちゃおこ>