まじめで責任感の強いママが陥りやすい負のループとは
「子どもをきちんと育てたい」というのは、多くの親が思うこと。そして「自分自身もちゃんとした人間でありたい」と思うでしょう。
ただもし、あなた自身がまじめで責任感が強いタイプならば、ちょっと気をつけてほしいことがあります。
今回は心理カウンセラーの筆者が、そんなママたちが陥りやすい子育て中の負のループについてお話しします。
子ども自身の選択を待てずに、つい口出ししてしまう
まじめなタイプのママは「子どもに失敗させないように」「過ちを犯させないように」と気をまわした結果、子ども自身に判断させることなく、大人の判断を押しつけることが増えます。
たとえば、朝着る服1つとっても「今日はその服じゃなくて、これにしなさい」と指示することが多いでしょう。
親の指示を守ることに慣れた子どもは、自分で自分のことを判断できないため、優柔不断になりがちです。
しかし親から見ればそれが頼りなく感じられ、ますます子どもが間違わないよう指示を出してしまうという悪循環に陥りやすいのです。
他人の目を気にして叱ってしまう
子どもがいけないことをした時は、叱らなくてはならないことがあります。
本来、子どもを叱る時は揺るぎのない正しい基準によってそれを行わなくてはなりません。つまり親自身の正義感や倫理観が叱る基準となります。しかし、責任感が強いタイプのママにとっては、叱る基準が他者の目になってしまいがちです。
たとえば飲食店で子どもが騒いだ時「店員さんに怒られるよ!」と言ってしまったことはないでしょうか。
責任感が強いママにとっては、子どもが正しいことをしているかや、子どもの成長の度合いよりも、自分の子育てが他人にどのように受け取られるかが気になって仕方ないものです。
その裏側には「よい母親と思われたい」「しっかりしつけをしているというふうに見られたい」などの心理が隠されていることも。
こうした叱り方は子どもの自信を損なうだけでなく、他人の目を常に気にすることによって、ママのストレスも高まってしまうという状態にハマりやすいのです。
自分自身を否定して責めてしまう
子育ては、指南書通りに進むことはなく、思い通りにいかないことの連続です。幼児が大人の判断力を持っているはずがありませんから、それは当然のこと。ところが、まじめなタイプのママはそれを「自分の責任だ」ととらえてしまうことがあります。
子育てがうまくいっていないように感じてイライラしてしまう、それが募って子どもに対して怒鳴ってしまったり、温厚な態度で接することができなくなる、そして、そんな自分を否定し、「ダメなママだ」と責めてしまうことで、マイナスの気持ちが膨らんでいきます。
そんなエンドレスの状況はどこかで断ち切らないと、どんどんエスカレートしてしまいかねません。
不完全であることを受け入れる、開き直ることも大切
まじめで責任感の強いママは、さまざまなことを、成功と失敗という2つの局面で物事を考えてしまいがち。もちろん子育てについても同様です。
他人の目を気にかけ、自分とほかのママ、自分の子どもとほかの子どもとを比較して、つい自分の子育てについて「失敗」のレッテルを貼ってしまうことがよくあります。
しかし子育ては常に順風満帆であることは、きわめて稀。その時々の成功と失敗だけで語れるほど単純なものではないのです。
あなたがもし自分の子育てについて不完全であると感じているのなら、それはごく普通のことだと意識を変えてみましょう。不完全である事実を受け入れて、子どもは大人の思いどおりにならないほうが自然であると認識できれば、少しずつ悪循環から脱することができるはずです。
子育て中の誰もが、さまざまな局面で悩み、迷いながら進んでいます。きちんとカンペキなんてムリ!とある意味開き直るくらいの気持ちが大切ですよ。
<文・写真:ライターあん茉莉安>
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