「サンタさんはいる!」と子どもが信じるわが家の演出&作戦
私も「その子は霊感があるから見えたのかもね、おじいちゃんも霊感があって、おばけもサンタも見たことあるって言ってたよ」と話したり、息子が「クリスマス、友達の家はサンタさんが来るまで鍵を開けているらしい」という情報を仕入れてきたので「じゃあ、うちもそうしよう」と相談したり、リアルな会話を楽しんでいます。
また、今年のサンタさんからの手紙は英語で書こうと思っています。この年齢になるとパパとママの字と気づいてしまいますが、英語であればわからないはず。そして「どうやらサンタさんは外国人らしい」という知識をつけてきたのでリアリティーがでると思います。
ちなみに年長で真実に気づいた私は、親に気を使い1~2年は信じているフリをしていました。知っていると親に打ち明けてからは、弟や妹の信じる姿を、親と自分だけの秘密として優越感を持って見ていました。それはそれで楽しいクリスマスでしたが…。
息子もそんな時期に入って来たので、気づいているのかいないのか、その心理戦も楽しんでいきたいです。
子どもがいるからこそのクリスマス体験
私にとって、子どもの頃からクリスマスはプレゼントをもらう日でした。
親になってからはすっかりプレゼントを買う側になってしまいましたが、サンタさんを信じる子どもの姿は最高の楽しみ!子育て中だからこそできるクリスマスの体験として大切にしていきたいです。
サンタ役として楽しめるのは期間限定でいつか終わってしまうとは思いますが、子どもの年齢に合わせた親のちょっとした工夫で、子どもがサンタさんを信じる期間は長くなると思います。
小さなうちは「クリスマスとは何か」「サンタさんとは何か」と意味を伝えれば純粋に信じてくれますが、成長と共に、信じるための裏付けが必須になります。
「どこから入ってくるか」「サンタさんは普段はなにをしているのか」「人間なのか、妖精なのか」など…想像力を働かせて、子どもと話し合ってみてはいかがでしょうか。
また、サンタさんにお菓子を用意したり、手紙のやり取りをしたり、ぜひいろいろな演出をしてみてくださいね。
<文・写真:ライターnicoai>
「サンタさんって…?」 純粋な子どもの質問に親はどう答えれば!?【両手に男児 Vol.68】