「切干し大根」と言えば、煮物のイメージが強いかもしれませんが、意外にも活用の幅は広いのです。
乾物のため保存が効き、食物繊維や鉄分、カルシウムが豊富で、便秘にも効果的。天日干しによって栄養素や旨みが凝縮されています。噛み応えもあり、子どもにたくさん食べてほしい食材のひとつです。
今回は、子どもが喜んで食べる切干し大根のレシピを4つ紹介します。
野菜がモリモリ食べられる!「切干し大根のビビンバ風」
【材料(5~6人分)】
・切干し大根…50g
・牛薄切り肉(コマ切れでもOK)
・シメジ…1/2株
・タマネギ…1/2個
・ニンジン…1本
・ゼンマイ水煮…100g
・ホウレン草…1束
・いりゴマ…適量
・焼肉のタレ…大さじ5
【作り方】
1)切干し大根を水でよく洗い、10分程度水で戻す
2)1)の水気をよく切り、キッチンバサミで長さ4㎝程度にカットする
3)シメジはいしづきを切り落として割き、タマネギは薄切り、ニンジンと牛肉は細切り、ゼンマイとホウレン草は4㎝幅にカットする
4)フライパンにゴマ油を入れて熱し、牛肉に火を入れ、タマネギ・ニンジン・シメジ・ゼンマイを加え、しんなりするくらいに炒める
5)2)を加えて炒め、さらにホウレン草を加えて炒め合わせる
6)焼肉のタレをまわしかけて、混ぜ炒め、いりゴマをふり、皿に盛る
多めに作って、作り置きのお惣菜としても、お弁当のおかずにも重宝します。
うまみたっぷりホッとする味「切干し大根と豆腐の味わい赤だし汁」
【材料(4人分)】
・切干し大根…20g
・豆腐…150g
・水…800cc
・赤だしみそ…大さじ3
・青ネギ…適量
【作り方】
1)切干し大根を水でよく洗い、10分程度水で戻す
2)1)の水気をよく切り、キッチンバサミで長さ4㎝程度にカットする
3)鍋に2)と水を入れて火にかけ、沸騰してきたら一旦火を止める
4)赤だしみそを溶き入れて、手で粗くちぎった豆腐をいれてから再び火にかけ、煮立つ手前で火を止める
5)椀に盛って、キッチンバサミでカットした青ネギを散らし、完成
赤だしのうまみが切干し大根にたっぷりしみ込んで、深い味わいに。昔懐かしく、ホッとするようなおいしさです。
仰天コラボにハマるかも!?「切干し大根のヨーグルトとリンゴジャム和え」
切干し大根をヨーグルトで戻すと、水で戻すよりもミネラルなど栄養素が流されることが少ないうえ、切干し大根の食物繊維とヨーグルトの乳酸菌の相乗効果で、腸内環境にとてもよいのです!
戻すときは、切干し大根:ヨーグルト=1:3の割合で。