春から小学生なのに読み書きできない!今からできることは?
わが家の6歳の息子。小学校入学を目前に控えても、ひらがなを覚える気も、書こうとする気もまったくありません。4つ上の長女の時は、入学前に完璧だったのに…このままで本当に大丈夫?
まわりのお友達がどんどん読み書きできるようになってくると、焦ってしまうママも多いですよね。
今回の記事では、わが家が発想を切り替えて別のことに力を入れた結果、現在小1の息子が入学後にあっという間にひらがなをマスターした話をお伝えします。
文字に興味がない息子。このまま小学校入学を迎えていいの?
当時6歳だった息子は、小さい頃からじっとしているのがあまり得意ではなく、とにかく体を動かすのが大好き。長女は、4歳から文字に興味を持ち始め、小学校入学前にはひらがなの読み書きは問題なくできるようになっていました。
息子の保育園のクラスメイトも、早い子で年少から文字を書き始めていたため、「さすがにこのままではダメなのでは?」と、私も不安を覚えはじめました。
小学校入学前の冬、市販のドリルなどを買って息子と一緒に取り組もうとしましたが、本人は一向に興味をもちません。悩んだ私は、保育園の先生や先輩ママに相談しました。
「読み書きできなくても、準備できることはある」と聞いて
息子が通っていたのは、のびのび系の保育園。担任の先生は、「ひらがなは小学校で学べるので、こちらから積極的に指導はしません。しかし、本人が興味をもっている場合は、喜んでサポートします」とのことでした。
保育園での息子の様子を聞いてみると、「友達と一緒に読み聞かせにも参加しています。息子さんは絵を描くのが大好きで、絵本や図鑑を見ながらの模写が本当に得意ですよ」ということでした。
先輩ママにもアドバイスを聞いてみたところ、保育園同様、「たしかに、できないよりはできたほうがいいというのはあるかもしれない。
でも、そこまで心配しなくても、小学校に入ればあっという間に覚えられるよ!」とのことでした。「どうしても不安なら、鉛筆を持つとか、指先を使うとか、読み書きの練習以外にもできることはあるよ」との助言をもらいました。
ひらがな習得に向けて、耳と指先を鍛えてみた!
保育園の先生や先輩ママのアドバイスから、「文字」そのものからは、あえて離れてみました。私が息子と一緒に取り組んだ対策は以下です。
<耳で覚える>
読み聞かせには反応しているとのことだったので、ひらがなを音で覚えることにしました。