お金をかけずに英語耳!いつも見てるアニメを副音声で聞き流そう
2020年度から小学生の新学習指導要綱が実施され、英語教育がどんどん前倒しされます。そんなニュースを聞くと、なんとなく焦るものの、何から始めたらよいか分からないというママも多いはず。
「自分は英語が得意じゃないし…」「かけられるお金に限度がある」といった悩みも耳にします。
私は2歳半まで英語圏で育ち、その後も小学6年生まで海外を行き来する生活を送りました。
現在は、練馬区・杉並区を中心に、8年前からスタートした英語育児の講師として、0歳から始められる【ママと一緒に英語で手遊び】という講座を開催しています。
そんな私が今日から気軽に始められる英語育児のポイントを紹介したいと思います。
幼児期で一番大事なことは、「英語耳」を育てることです。よく英語は一番周波数が高い言語、対して日本語は一番周波数が低い言語と言われるように、日本人が英語の聞き取りができないのは、英語を聴く耳が育ってないからだという説があります。
私自身の経験からも、幼少期にどれだけ英語を聴いたかどうかが、将来英語を聴きとれるかどうかに大きく関係していると考えています。
そのため、小さい頃から「聞き流し」でよいので、毎日たくさん英語を流してあげることが大切です。
とはいえ、英語のCDも英語の絵本も持っていないというママは、とりあえずNHKを副音声で見てみましょう。
すべての番組ではありませんが、まずはニュースを英語で聞いてみるのはいかがでしょう。
身近に起こった事柄を丁寧な英語で話してくれるので、ママもリスニングの勉強になりますし、天気予報などは知っている単語もたくさん出てきて面白いですよ。
作業をしながらでも、子どもが興味を持たなくても、とにかくニュースは英語で見ると決めて、「聞き流し」をします。子どもは耳で聞いて、すぐにマネができるので、「知らぬ間に単語を話せていた」なんてことも!
子どもが好きなアニメも副音声で見ることができます。「おさるのジョージ」や「ミッフィーのぼうけん」、電車好きな男の子だったら「チャギントン」も興味を持って見てくれると思います。
民放で放送する映画ももちろん副音声が使えます。私はディズニー映画やハリーポッターなどを副音声にして録画し、子どもはそれを何度も見ています。DVDを借りる手間もお金も省けておススメです。
よく知っている歌などは英語と日本語の歌詞を比べても面白いですし、子どもと「ここが違うね!」と話すと、より英語の理解が深まります。
英語が苦手なママからは、「英語での話しかけはかなりハードルが高い」という相談をよく受けます。
そんな時は、限られた時間、閉鎖された空間で、英語の時間を作ってみることをおススメしています。
私のイチオシは「お風呂の時間」です。子どもと自分だけのプライベートな空間なので、ママも英語の単語を話しやすいのではないかと思います。
私は、お風呂に100円ショップで売っている単語表を貼って、子どもに質問されたら、答える遊びをよくしていました。
慣れてきたら、逆に子どもに質問してみます。それだけで、コミュニケーションを取りながら、英語を話す時間が作れました。
また、お風呂で使う単語は比較的なじみがあるのではないでしょうか。身体を洗いながら、各パーツの単語を覚えていくのも楽しいですね。
お風呂の時間だけは必ず英語と決めると、子どもも受け入れやすいようでした。
車の中もおススメです。ユーチューブなどで、マザーグースの歌や、ディズニーメドレーを流して、ママが大声で歌います。
誰も聞いていないから間違えても大丈夫!そのうち子どももいっしょに歌い始めて、目的地に着くまで、ちょっとしたコンサートに!とっても楽しいですよ。
英語の絵本を買ってみたいなと思ったら、まずはCD付きの絵本がいいでしょう。読み聞かせができなくても、子どもと一緒に絵本をめくるだけで英語の時間が作れるからです。
例えば、アプリコット出版が出しているキッズ英語絵本のシリーズでは、効果音付きで音読してくれるCDがついています。英語が苦手なママでも簡単に読み聞かせをすることができます。
海外の有名な歌を絵本にしたシリーズも販売されています。
購入する際は必ず、【CD included】の文字を確認してくださいね。
小さな子どもにとって、英語は勉強ではありません。日本語を覚えていくのと同じように、一つ一つ習得していく【言語】です。
小学生や中学生になって英語を教科として認識し、ただ単語や文法を覚えるだけの時間になってしまわないように、日常に英語の音をたくさん流してあげたいですね。
■ アプリコット出版
■ Barefoot Books(ベアフットブックス)※英語のサイトにとびます
<文・写真:ライターよこも>
「自分は英語が得意じゃないし…」「かけられるお金に限度がある」といった悩みも耳にします。
私は2歳半まで英語圏で育ち、その後も小学6年生まで海外を行き来する生活を送りました。
現在は、練馬区・杉並区を中心に、8年前からスタートした英語育児の講師として、0歳から始められる【ママと一緒に英語で手遊び】という講座を開催しています。
そんな私が今日から気軽に始められる英語育児のポイントを紹介したいと思います。
幼児期のポイントは聞き流し!とにかく英語を身近に
幼児期で一番大事なことは、「英語耳」を育てることです。よく英語は一番周波数が高い言語、対して日本語は一番周波数が低い言語と言われるように、日本人が英語の聞き取りができないのは、英語を聴く耳が育ってないからだという説があります。
私自身の経験からも、幼少期にどれだけ英語を聴いたかどうかが、将来英語を聴きとれるかどうかに大きく関係していると考えています。
そのため、小さい頃から「聞き流し」でよいので、毎日たくさん英語を流してあげることが大切です。
NHKの副音声はかなり使える!
とはいえ、英語のCDも英語の絵本も持っていないというママは、とりあえずNHKを副音声で見てみましょう。
すべての番組ではありませんが、まずはニュースを英語で聞いてみるのはいかがでしょう。
身近に起こった事柄を丁寧な英語で話してくれるので、ママもリスニングの勉強になりますし、天気予報などは知っている単語もたくさん出てきて面白いですよ。
作業をしながらでも、子どもが興味を持たなくても、とにかくニュースは英語で見ると決めて、「聞き流し」をします。子どもは耳で聞いて、すぐにマネができるので、「知らぬ間に単語を話せていた」なんてことも!
子どもの好きなアニメも副音声で
子どもが好きなアニメも副音声で見ることができます。「おさるのジョージ」や「ミッフィーのぼうけん」、電車好きな男の子だったら「チャギントン」も興味を持って見てくれると思います。
好きな番組がある場合は、何度も見てストーリーが分かっているものを英語で流してみてください。意外とストーリーに引き込まれて、英語に変わっていても自然と見てくれると思います。
民放で放送する映画ももちろん副音声が使えます。私はディズニー映画やハリーポッターなどを副音声にして録画し、子どもはそれを何度も見ています。DVDを借りる手間もお金も省けておススメです。
よく知っている歌などは英語と日本語の歌詞を比べても面白いですし、子どもと「ここが違うね!」と話すと、より英語の理解が深まります。
お風呂には、100円ショップの英単語表を
英語が苦手なママからは、「英語での話しかけはかなりハードルが高い」という相談をよく受けます。
そんな時は、限られた時間、閉鎖された空間で、英語の時間を作ってみることをおススメしています。
私のイチオシは「お風呂の時間」です。子どもと自分だけのプライベートな空間なので、ママも英語の単語を話しやすいのではないかと思います。
私は、お風呂に100円ショップで売っている単語表を貼って、子どもに質問されたら、答える遊びをよくしていました。
慣れてきたら、逆に子どもに質問してみます。それだけで、コミュニケーションを取りながら、英語を話す時間が作れました。
また、お風呂で使う単語は比較的なじみがあるのではないでしょうか。身体を洗いながら、各パーツの単語を覚えていくのも楽しいですね。
お風呂の時間だけは必ず英語と決めると、子どもも受け入れやすいようでした。
車の中もおススメです。ユーチューブなどで、マザーグースの歌や、ディズニーメドレーを流して、ママが大声で歌います。
誰も聞いていないから間違えても大丈夫!そのうち子どももいっしょに歌い始めて、目的地に着くまで、ちょっとしたコンサートに!とっても楽しいですよ。
英語の絵本を買うならまずは〇〇付きを!
英語の絵本を買ってみたいなと思ったら、まずはCD付きの絵本がいいでしょう。読み聞かせができなくても、子どもと一緒に絵本をめくるだけで英語の時間が作れるからです。
例えば、アプリコット出版が出しているキッズ英語絵本のシリーズでは、効果音付きで音読してくれるCDがついています。英語が苦手なママでも簡単に読み聞かせをすることができます。
海外の有名な歌を絵本にしたシリーズも販売されています。
こちらのCDに入っているのは歌のみですが、ノリノリの曲が多いので子どももすぐ覚えてしまい、絵本と連動して楽しむことができます。
購入する際は必ず、【CD included】の文字を確認してくださいね。
小さな子どもにとって、英語は勉強ではありません。日本語を覚えていくのと同じように、一つ一つ習得していく【言語】です。
小学生や中学生になって英語を教科として認識し、ただ単語や文法を覚えるだけの時間になってしまわないように、日常に英語の音をたくさん流してあげたいですね。
■ アプリコット出版
■ Barefoot Books(ベアフットブックス)※英語のサイトにとびます
<文・写真:ライターよこも>