クラス替えでナーバスに…変化の大きい3、4月に息子を支えた絵本3冊
これは、普段から絵本が好きなお子さんにとってもよい方法かもしれません。
この経験で卒園に進級など、出会いと別れの季節にぴったりな絵本を見つけたので紹介します。
寂しい時や悲しい時は、この方法を試してみて!
「いつだってともだち」作: モニカ・バイツェ絵: エリック・バトゥー訳:那須田淳出版社:講談社
【あらすじ】アフリカに住む子象のベノは水玉模様の子象フレディと大の仲良しです。ある日、フレディが別の群れに行くことになり離れ離れになってしまいます。フレディのいない日々に落ち込むベノですが、森の賢者のフクロウからある3つの掟を教えてもらいます。
ずっと一緒にいた友達と離れることになって、新しい友達と遊んでいてもどこか上の空のベノ。新学期を迎え、新しいクラスで過ごしているとこんな気持ちになるかもしれません。
この物語には、離れても友達と繋がっていること、悲しい時はどうすれば良いか、新たな環境でも前向きに過ごす方法などが描かれています。
息子に読んでみたところ、とても心に響いたようで、フクロウの掟を何度も繰り返し自分に言い聞かせていました。
思わず涙しそうなあの歌が、そのまま絵本に
「みんなともだち」作: 中川 ひろたか絵: 村上 康成出版社:童心社
【あらすじ】卒園の歌として有名な「みんなともだち」がそのまま絵本になっています。幼稚園でお友達や先生と過ごした思い出深い日々が描かれています。”小学校に行っても、離れてもずっとともだち”というメッセージがダイレクトに伝わるお話です。
息子の年少終業式の時に、保護者に向けて園児からのプレゼントとして歌ってくれた曲でした。担任の先生が替え歌を作ってくれたのですが、年少の1年間が鮮明に思い出されて涙を流すママも多かったです。
「みんなともだちずっとずっとともだち」というフレーズに子ども達も励まされていたようで、いまだに年少で仲良くなったお友達は強い絆で結ばれています。卒園児向けの内容ですが、進級するお子さんにもおすすめです。
離れていても友達との絆は壊れないことが伝わる絵本
「いちばんたいせつなともだち ~ひなぎくちゃんとくうのものがたり」作・絵:ドーン・アパリー訳:垣内磯子出版社:フレーベル館
【あらすじ】うさぎのひなぎくちゃんとくまのくうはとっても仲良しです。しかし、くうは冬眠の時期を迎えしばらくお休みすることになります。