保育園児は平日ムリ?習い事をさせたいママがチャレンジして気づいたこと
習い事ってやらせたほうがいいの?
子どもが少しずつ大きくなってくると、多くのママやパパが考えることではないでしょうか。
今回は、保育園に通う長女が3歳で初めての体験した習い事と、そこで感じた成長についてお話します。
長女が通う保育園にはフルタイムで働くママが多く、平日に習い事に通わせている人はあまりいません。
毎日朝から18時頃まで保育園に通っているわが家も平日の習い事はムリ、土日はゆっくり休んだり、家族で過ごす時間にしたいという気持ちから、あまり考えることなく、気がついたら長女は3歳間近になっていました。
しかし、あるときまわりを見渡してみると、幼稚園に通っている友達のほとんどが習い事をしていることに気がついたのです。
そんなとき、近所に住む友人から英語教室のお誘いがありました。
普段なら絶対に通わせられない時間帯でしたが、たまたま2人目の出産後で育休中だったこと、月に2回とハードルが低いことから、1年間の期間限定ではじめてみることにしました。
長女がちょうど3歳になった頃です。
保育園のお昼寝タイムにお迎えに行かないといけないことや、真夏も真冬も、まだ赤ちゃんの次女を連れて自転車で通わないといけないことなど、悩むポイントはいくつかありました。
でも、赤ちゃんの時から人見知りが激しく繊細な長女のことを考えると、信頼できる先生や友達に囲まれた日常以外の場やコミュニケーションが必要なのでは…?と、私自身が考えるようになっていたときでした。
最後は、「この子を保育園以外の世界にも触れさせたい」という思いが決め手になり、思いきって始めてみることにしました。
英語教室といっても幼児クラス(3、4歳)のため、歌を歌ったり、手遊びしたりするのがメイン。初めて触れる英語に戸惑いながらも、長女は最初から「楽しい!」と気に入り、「また来たい!」と言ってくれました。
もちろん最初はモジモジ。毎回1人ずつ英語で自分の名前と年齢を言うのですが、一人で堂々と言えるようになるまでは3、4回かかりました。それでも、親が思うよりも早い段階で、長女は先生にもお友達にも慣れていきました。
通ってみて1番良かったことは、私も長女と一緒にレッスンを体験する時間がもてたことでした。
私たちが通った英語教室は親子クラス。親も一緒に歌を歌ったり、手遊びをしたりします。保育園でも毎日歌を歌ったり、手遊びをしたりしていますが、ママと一緒にやる機会は意識しないとあまりありません。
それが長女は嬉しかったようで、とても前向きに習い事を続けることができました。一緒に歌ったり、手遊びしたりすることが、私自身もとても新鮮でした。
「長女の変化」と書きましたが、もしかしたら変化したのではなく、長女はもともと多少の時間はかかるものの、興味のあることであれば、新しい環境にもすんなり入っていける性格だったのかもしれません。
先生にも「全然人見知りじゃないよ!」なんて言われて、構えすぎていた私が拍子抜けしました(笑)。
よく考えたら、これまで人見知りと感じるのは私の友人や親戚など、大人がたくさんいる場面が多かったように思います。
好奇心旺盛で、なんでもやってみたい!という新たな一面を知ることができたことが、大きな収穫でした。
また、英語教室では毎回簡単な宿題があります。初めて「宿題」という経験をした長女。
毎回とても楽しそうに取り組んでいて、長女なりに「宿題を忘れないために、帰ったらすぐやる」というように考えて行動している様子が見られ、小学生に向けての準備にも繋がっていると感じました。
仕事復帰し、送迎ができなくなったため、残念ながら、3歳~4歳の1年間でやめてしまいましたが、やめて10か月たった今でも、そのときに習った歌を口ずさんだり、お話ししたりします。
今年から始まった保育園の英語の時間にも習い事の経験がいき、自信を持って臨めているようです。
保育園児の習い事は、時間の制約もあり難しいことも多いと思います。
特に長女ように人見知りの場合、新たな環境に飛び込む経験は、自身の成長にとても意味があったと感じています。
私たち親子が一緒に過ごす時間は毎日数時間。わが家は、習い事を通じて親子で濃密な時間を作ることができる母子クラスに入って大正解でした。私は育休という機会を利用しましたが、友人の中には在宅勤務を活用して、通勤時間を習い事の送迎時間にあてている人もいます。
今回、試してみたことで、親子ともども習い事はどんなものかという感覚がつかめました。
今後は本人がやりたい!と言ってきたタイミングで、その気持ちを尊重しながら、何を習うかを考えていきたいと思っています。
<文・写真:ライターtocotocoharu>
子どもが少しずつ大きくなってくると、多くのママやパパが考えることではないでしょうか。
今回は、保育園に通う長女が3歳で初めての体験した習い事と、そこで感じた成長についてお話します。
18時まで保育園の娘に、平日の習い事はハードルが高い
長女が通う保育園にはフルタイムで働くママが多く、平日に習い事に通わせている人はあまりいません。
毎日朝から18時頃まで保育園に通っているわが家も平日の習い事はムリ、土日はゆっくり休んだり、家族で過ごす時間にしたいという気持ちから、あまり考えることなく、気がついたら長女は3歳間近になっていました。
しかし、あるときまわりを見渡してみると、幼稚園に通っている友達のほとんどが習い事をしていることに気がついたのです。
育休中限定で習い事を始めてみることに
そんなとき、近所に住む友人から英語教室のお誘いがありました。
普段なら絶対に通わせられない時間帯でしたが、たまたま2人目の出産後で育休中だったこと、月に2回とハードルが低いことから、1年間の期間限定ではじめてみることにしました。
長女がちょうど3歳になった頃です。
保育園のお昼寝タイムにお迎えに行かないといけないことや、真夏も真冬も、まだ赤ちゃんの次女を連れて自転車で通わないといけないことなど、悩むポイントはいくつかありました。
でも、赤ちゃんの時から人見知りが激しく繊細な長女のことを考えると、信頼できる先生や友達に囲まれた日常以外の場やコミュニケーションが必要なのでは…?と、私自身が考えるようになっていたときでした。
最後は、「この子を保育園以外の世界にも触れさせたい」という思いが決め手になり、思いきって始めてみることにしました。
習い事を通じて感じた長女の変化
英語教室といっても幼児クラス(3、4歳)のため、歌を歌ったり、手遊びしたりするのがメイン。初めて触れる英語に戸惑いながらも、長女は最初から「楽しい!」と気に入り、「また来たい!」と言ってくれました。
もちろん最初はモジモジ。毎回1人ずつ英語で自分の名前と年齢を言うのですが、一人で堂々と言えるようになるまでは3、4回かかりました。それでも、親が思うよりも早い段階で、長女は先生にもお友達にも慣れていきました。
通ってみて1番良かったことは、私も長女と一緒にレッスンを体験する時間がもてたことでした。
私たちが通った英語教室は親子クラス。親も一緒に歌を歌ったり、手遊びをしたりします。保育園でも毎日歌を歌ったり、手遊びをしたりしていますが、ママと一緒にやる機会は意識しないとあまりありません。
それが長女は嬉しかったようで、とても前向きに習い事を続けることができました。一緒に歌ったり、手遊びしたりすることが、私自身もとても新鮮でした。
「長女の変化」と書きましたが、もしかしたら変化したのではなく、長女はもともと多少の時間はかかるものの、興味のあることであれば、新しい環境にもすんなり入っていける性格だったのかもしれません。
先生にも「全然人見知りじゃないよ!」なんて言われて、構えすぎていた私が拍子抜けしました(笑)。
よく考えたら、これまで人見知りと感じるのは私の友人や親戚など、大人がたくさんいる場面が多かったように思います。
好奇心旺盛で、なんでもやってみたい!という新たな一面を知ることができたことが、大きな収穫でした。
また、英語教室では毎回簡単な宿題があります。初めて「宿題」という経験をした長女。
毎回とても楽しそうに取り組んでいて、長女なりに「宿題を忘れないために、帰ったらすぐやる」というように考えて行動している様子が見られ、小学生に向けての準備にも繋がっていると感じました。
本人の「やりたい!」を大切に
仕事復帰し、送迎ができなくなったため、残念ながら、3歳~4歳の1年間でやめてしまいましたが、やめて10か月たった今でも、そのときに習った歌を口ずさんだり、お話ししたりします。
今年から始まった保育園の英語の時間にも習い事の経験がいき、自信を持って臨めているようです。
保育園児の習い事は、時間の制約もあり難しいことも多いと思います。
必ずやる必要はないと思いますが、やることによって子どもの視野や世界が広がることは間違いありません。
特に長女ように人見知りの場合、新たな環境に飛び込む経験は、自身の成長にとても意味があったと感じています。
私たち親子が一緒に過ごす時間は毎日数時間。わが家は、習い事を通じて親子で濃密な時間を作ることができる母子クラスに入って大正解でした。私は育休という機会を利用しましたが、友人の中には在宅勤務を活用して、通勤時間を習い事の送迎時間にあてている人もいます。
今回、試してみたことで、親子ともども習い事はどんなものかという感覚がつかめました。
今後は本人がやりたい!と言ってきたタイミングで、その気持ちを尊重しながら、何を習うかを考えていきたいと思っています。
<文・写真:ライターtocotocoharu>