長いお休み後は行き渋りが多発!子どもの星座別声かけ法でアプローチ
長めの休みのあと、子どもが園や学校へ行き渋ることがありますね。
2020年は、今までになく長い春休みとなり、新しい生活になじむのに、時間がかかることもありそう。
そんな時は少し違う角度から、対応方法を考えてみませんか?
今回は、占い師の私が、星占いからわかる性格分析をもとに、休み明けの子どもをポジティブに励ますことのできる方法を提案します。
おひつじ座
まっすぐ突進タイプの「おひつじ座」っ子。思い込んだら一直線で、好奇心旺盛!
一度、園や学校を「イヤだ」と思ったら、ガマンをすることなくイヤだと主張します。ところが、園や学校にちょっとでも興味のある部分を見いだせば、気持ちがあっという間に「行きたい!」という方向に流れてくれるという特徴もあります。
休み中は家での遊びに興味をそそられ、休み明けもそれを続けたいと感じることが多いでしょう。そこで、仲良しのお友達や先生の名前を出して、「〇〇くんと久しぶりに会えるね!」「〇〇先生が待ってるよ!」と声掛けしてみて。
また、園にあるお気に入りのおもちゃを思い出させてあげるなど、学校や園での心ひかれることを、ママやパパが楽しそうに話すのが効果的です。
おうし座
外ではいい子にしているのに、家庭内という枠の中では急にワガママ全開になってしまうのが、「おうし座」っ子の傾向です。
ですから、園や学校へ出発する前は、「行きたくない、ムリムリ!」とダダをこねるかもしれません。
こんな時は、まず、子どもの「ヤダヤダ」を受け止めてあげることが先決。これはどの子に対しても言えることですが、おうし座っ子は特に、「自分の不満を家族に受け止めてほしい」と思っています。
そこで、「そうだよね。まだ休んでたいよね」と受け止めながら、「じゃあ、ちょっとだけ一緒に行こうか」と、園やバス停、登校の列の近くなど、お友達や先生の見えるところまで一緒に行ってあげると、とても効果的です。他人の目線があると急にシャキっとするかも!
ふたご座
そもそも合理的に考える冷静タイプなので、ゴネること自体が少ない「ふたご座」っ子。
そんなふたご座っ子が機嫌を悪くする時は、わけもなく不安で、どうして良いかわからなくなっていることが多いものです。もちろん、園や学校に行かなくては…とは思っています。でもうまくできるか、ちゃんとできるか不安。そんな気持ちを家族が受け止めて、「〇〇ちゃんは、幼稚園で絵を描いて先生に褒められていたね!」「鉄棒が上手でお友達に教えていたよね」と、過去に上手にできていたことを改めて振り返り、褒めてあげると、きっと大丈夫!と安心する気持ちが生じるでしょう。
かに座
「かに座」っ子は、他のどの星座に生まれた子よりも、そもそも「おうち大好き!」なタイプ。ママやパパがどんなに、園の楽しかったことに目を向けさせても、「やだ!おうちにいたい!」という、家庭への執着をなかなか捨てきれないかも…。
そこで、逆に園や学校に出かけて帰ってきた時の家の魅力を演出してみるのがおすすめです。
たとえば、「帰って来たら、特別なおやつを食べようね」とか、「今日、幼稚園で何をしたのか、帰って来たら教えてほしいなあ」などといった具合が良いでしょう。
しし座
仲間内のコミュニティーにおいて、意図しないうちにリーダー的な役割を負うことの多い「しし座」っ子。子どもに人気のレンジャー系で言えば、中心となるレッド(赤)の性格を持っているタイプです。
機嫌を損ねても、おだてれば乗ってくるのが長所の1つ。「今日は幼稚園で、先生のこと助けてあげるの?」「さすが〇〇ちゃんだなぁ!」などとうまく乗せてあげると、すんなり登園や登校の準備を進めてくれそうです。
逆に脅したり、怒ったりすると、逆上する確率がかなり高いのは注意したいところです。
おとめ座
しっかり者の「おとめ座」っ子。本来であれば、「行くというルールは守らなければ!」という意識が働きやすいので、「行きたくない!」と言うこと自体が少ないタイプです。
そんなおとめ座っ子が登園したくないと言い出した時は、次のお休みまでの見通しを分かりやすく提示してみましょう。
たとえば、「3日幼稚園に行ったら、次の日はお休みだよ」という感じ。また、、「みんなも今頃、行く準備してるね!」など、他の子の行動を話してみましょう。おとめ座は「みんなと合わせたい」という意識を強めに持つ人が多く、「他の友達が行くなら私も行こうかな」と思う子は多いでしょう。
てんびん座
気分も態度も安定していることの多い「てんびん座」っ子は、楽しいことが大好き。そしてぱっと見よりもずっと、気分屋だというのも特徴の1つです。
園や学校で待っている楽しいことを目の前にちらつかせてあげたいところですが、それには、今目の前にある楽しいことをひと段落させることも大切。幼いうちは、例えば出掛ける直前に終了するように短いアニメのビデオをかけ、終わったところを見計らって家を出るようにするなどの工夫も有効でしょう。
さそり座
「さそり座」っ子には、強情、強引、我慢強いタイプが多いので、一度「行かない!」と言い始めたらなかなか手強い相手になってしまうかも…。
テコでも動かない!という雰囲気になってしまうと、ついつい家族のほうが焦ってしまいますが、焦るとなおさら、子どものやる気を削いでしまいかねないので気をつけて。それよりは、「しばらくお休みだったし、なんか行きたくないよねぇ。わかるわかる!」と、共感を持って接して。気持ちをわかってもらえると、前向きになり、次の行動に移りやすくなるはずです。
いて座
スピーディーさが特徴の「いて座」っ子。興味を持った方向にどんどんと進んでいける推進力は人一倍です。その分、家庭の中に興味があるものがちらついていると、登園をしたくないと言い出すかも。
園などの予定で、あらかじめその日に何をするのかがわかっていれば、「今日はこんなことをするんだって!」と誘い出してみましょう。
予定がわからなくても、園庭で遊ぶ、工作の時間があるなど、子どもの好きなことを言語化してあげると「楽しい!行く!」と気が変わる可能性大。
やぎ座
慎重派の「やぎ座」っ子は、周囲の大人が思っているよりも、ずっとプライドが高いのが特徴!マイペースでまわりを気にしないようでいて、意外に褒められると伸びていくタイプです。
園や学校に行きたくないと言い始めた時は「いつも頑張っているもんね!」と、まずその頑張りを認めてあげると良いでしょう。そして、「宿題をきちんとできていてすごい!」「苦手なトマトもちゃんと食べてえらいね」など、生活の細かな部分を具体的にほめると、嬉しくなって気持ちも前向きになりやすいでしょう。
みずがめ座
「みずがめ座」っ子は、創造的な行動にとても興味を持っています。自分のアイデアを活かすことを得意としていて、それが活かせる場を好みます。友達とも、誰でも仲良くなり、幅広い付き合いをするタイプが多いようです。
長期休み、家庭で存分に創造的な活動をしていると、園や学校よりも家が楽しくなってしまうかもしれませんが、そんな時は前日に何をしたか、あるいは休み前にどのようなことをしたかを思い出し、さらに園に行ったら何をしたいか聞いてみるのがおすすめ。
「また〇〇をしたい」「今度は〇〇と何を作りたい」という話ができれば、ワクワクして行きたくなるはずですよ。
うお座
「うお座」っ子の半分は優しさでできている、と言っても過言ではないほどに感情メインのタイプです。がむしゃらに頑張ることは苦手ですが、気持ちに訴えるととても動きやすいでしょう。
具体的には「先生が、会いたいって待ってるよ!」「元気に園に行って、帰って来てくれたらママうれしいなあ」など、本人以外の人の感情を話してあげるのがおすすめ。人を喜ばせたい、期待に応えてあげたいといううお座の優しさが行動につながるでしょう。
お隣の星座のパターンも試してみて!
ここで占い師から秘密のアドバイス。星占いはあくまでも、すべての人を12に分けた統計的なものです。
よく、星占いが当たらないという人もいますが、実はお誕生日が近い、お隣(前や後ろ)の星座の性質が少しずつ混じってくるということは、あまり知られていません。
なんだかうまくいかないな、と感じた時は、お誕生日が近い星座のパターンも試してみると、意外な突破口が見つかるかもしれませんよ!わが子をじっくり観察しながら、より合ったパターンが見つかるといいですね。
<文・写真:ライターあん茉莉安>