英語講師がわが子に選んだオンライン英会話とチェックすべきポイント
「レッスン料金が安い」「送迎がいらない」「自宅で気軽に始められる」などの理由から、子どもの習い事として、近年需要が高まっているオンライン英会話。
英語講師の仕事をしていると、「子どもにオンライン英会話をやらせたいのだけど、たくさんのサイトの中から、いったいどれを選べばよいの?」といった質問をよく受けます。
そこで、私が8社以上を実際に体験してみて感じた「子どものためのオンライン英会話を選ぶポイント」とおすすめのサイトをお伝えします!
オンライン英会話では値段が安ければ安いほど、講師はネイティブではありません。つまり英語が母国語ではない人たちが教えているケースがほとんど!サイトを見ているとフィリピン人の先生が本当に多いですよね。
できればネイティブ講師を選びたいというのが本音ですが、そこにこだわると選択肢はかなり狭まり、値段も上がります。
ただサイトによってはフィリピン人だけのところと、ヨーロッパやロシアなど様々な国の先生が登録していて選べるところもあります。
もしくは自分が英語が苦手だから日本人がいいという場合は、日本人講師がいたり、日本人のサポートがあるサイトを選ぶのもよいと思います。
発音とテンションが重要
特に、講師を選ぶ際に気をつけたいのが「発音」と「テンション」です。
聞き流しが重要な幼児期には、なるべくキレイな英語をインプットしていくことがとても大切です。
また、子どもに英語を教えるというのは、対面レッスンの場合も様々な工夫が必要です。
それがオンライン上となれば、すぐに集中力が切れ、上の空…なんてことにもなりかねません。先生がテンションを上げて、子どもの興味を引く努力をしているかは長く続けていく上で大事なポイントではないかと思います。
これは対面レッスンでも言えることですが、オンラインではなおさら講師の質はただ「英語が喋れる」、だけではなく、「子どもに英語を教えられる」のかです。
子どもは大人とは違います。たとえネイティブであっても教えられるかはまた別の話で、きちんと子どもに教える経験であったり、訓練を受けているかが本当の意味での講師の質に関わってくるのだと思います。
娘が実際にレッスンを受けている様子
大人向けのオンライン英会話から派生して子どものレッスンを提供しているサイトもありますが、やはり子ども専門のサイトを選ぶのがよいと思います。
オリジナルの教材を使用したり、ゲーム形式で発音チェックをしたり、サイトによって様々ですが、子どもに教えるメソッドをきちんと持っていると安心感がありますね。
また目的によっても選ぶサイトは変わってきます。英検を受けさせたいのか、それとも毎日話して英語に慣れさせたいのか、その目的を達成できるコースがあるのかもチェックしましょう。
フリートークのみのレッスンはなるべく避け、それぞれの目的に合わせて教材やコースを選ぶと失敗しないと思います。
フォニックスを取り入れていること
個人的には「フォニックス」を取り入れているサイトがおススメです。フォニックスとはsound of the letterのことで、綴り字と発音の規則性を学びます。
例えばcatはC A Tと書きますが、シーエーティーとは読まないですよね。
昔は発音記号として習っていましたが、今ではネイティブの子ども達と同じように幼児期にフォニックスを習うのが主流になってきています。これを習得すると英語の単語が読めるようになり、発音もよくなるので、ぜひお子さんの英語教育に取り入れてほしいと考えています。
私が主に使用しているjolly phonicsの教材
いくつか体験レッスンを受けてみて、その後のアフターフォローがまったく異なることに気づきました。
あるサイトでは、講師からの「Thank you」というコメントのみ。また別のサイトでは使ったテキストとポイントをメールで送ってくれたり、現在の子どものレベルを判定してくれるサービスもありました。
幼児や低学年の時期は、レッスン自体は親が側についていなくてもいいと思いますが、その後の復習や、日々の学習では親のフォローが必要かと思います。そのフォローがなるべくしやすい体制や、情報を整えてくれるサイトを選ぶのが重要だと感じました。
親の視点からもう一つ、どのツールを使用しているのかも長く続けられるポイントになります。パソコンを使用するのか、スマホやタブレットを使うのか、なるべく親子ともにストレスフリーな環境を作っておくとよいと思います。
多くのサイトはスカイプを使用していますが、オリジナルのアプリを提供しているところもあり、子どもでも簡単に繋がることができていいなと思いました。
英語学習で最も大事な点は、「続けること」です。ただ安いだけで選ぶのではなく、わが子に合った先生、教材、コースを無料の体験レッスンを実際に受けてみて、選ぶことをおすすめします。
私の子どもはこの春、小学4年生と中学2年生になりましたが、下記にご紹介するサイトの中で、小学生はハッチリンクジュニアを、中学生はDMM英会話を続けています。どちらも無料体験レッスンが受けられますので、ぜひ試してみてくださいね。
〈講師の国籍が豊富〉
DMM英会話
121か国の講師が所属し、毎日1回レッスンを受けられるコースが基本で、まず英語に慣れたい、習慣づけたいお子さんにおススメ。
〈子ども専門の豊富な学習や教材〉
ハッチリンクジュニア
フラッシュカードや英語の歌、ゲームなど子どもが楽しく英語に触れることができるように工夫が施されたレッスンを受けることができます。
〈アフターフォローが手厚い〉
QQイングリッシュ
子どもの英語レベルや弱点、強みなどの詳しいレビューを終了後に送ってくれるので、継続していく中で英語力の伸びが分かりやすいと感じました。オリジナルアプリでのレッスンなので、回線が安定していてインターネットのトラブルが少ないと言われています。
<文・写真:ライターよこも>
英語講師の仕事をしていると、「子どもにオンライン英会話をやらせたいのだけど、たくさんのサイトの中から、いったいどれを選べばよいの?」といった質問をよく受けます。
そこで、私が8社以上を実際に体験してみて感じた「子どものためのオンライン英会話を選ぶポイント」とおすすめのサイトをお伝えします!
講師はネイティブにこだわる?
オンライン英会話では値段が安ければ安いほど、講師はネイティブではありません。つまり英語が母国語ではない人たちが教えているケースがほとんど!サイトを見ているとフィリピン人の先生が本当に多いですよね。
できればネイティブ講師を選びたいというのが本音ですが、そこにこだわると選択肢はかなり狭まり、値段も上がります。
ただサイトによってはフィリピン人だけのところと、ヨーロッパやロシアなど様々な国の先生が登録していて選べるところもあります。
もしくは自分が英語が苦手だから日本人がいいという場合は、日本人講師がいたり、日本人のサポートがあるサイトを選ぶのもよいと思います。
発音とテンションが重要
特に、講師を選ぶ際に気をつけたいのが「発音」と「テンション」です。
親が聞いて、なるべくなまりのない発音をしているか、聞き取りやすい英語を話すかをチェックしてみてください。
聞き流しが重要な幼児期には、なるべくキレイな英語をインプットしていくことがとても大切です。
また、子どもに英語を教えるというのは、対面レッスンの場合も様々な工夫が必要です。
それがオンライン上となれば、すぐに集中力が切れ、上の空…なんてことにもなりかねません。先生がテンションを上げて、子どもの興味を引く努力をしているかは長く続けていく上で大事なポイントではないかと思います。
これは対面レッスンでも言えることですが、オンラインではなおさら講師の質はただ「英語が喋れる」、だけではなく、「子どもに英語を教えられる」のかです。
子どもは大人とは違います。たとえネイティブであっても教えられるかはまた別の話で、きちんと子どもに教える経験であったり、訓練を受けているかが本当の意味での講師の質に関わってくるのだと思います。
娘が実際にレッスンを受けている様子
子ども専門のサイトでメソッドを持っている?
大人向けのオンライン英会話から派生して子どものレッスンを提供しているサイトもありますが、やはり子ども専門のサイトを選ぶのがよいと思います。
オリジナルの教材を使用したり、ゲーム形式で発音チェックをしたり、サイトによって様々ですが、子どもに教えるメソッドをきちんと持っていると安心感がありますね。
また目的によっても選ぶサイトは変わってきます。英検を受けさせたいのか、それとも毎日話して英語に慣れさせたいのか、その目的を達成できるコースがあるのかもチェックしましょう。
フリートークのみのレッスンはなるべく避け、それぞれの目的に合わせて教材やコースを選ぶと失敗しないと思います。
フォニックスを取り入れていること
個人的には「フォニックス」を取り入れているサイトがおススメです。フォニックスとはsound of the letterのことで、綴り字と発音の規則性を学びます。
例えばcatはC A Tと書きますが、シーエーティーとは読まないですよね。
実際にはク ア ツという音をつなげてキャットと読んでいるわけです(日本語で表現すると多少異なりますが…)。
昔は発音記号として習っていましたが、今ではネイティブの子ども達と同じように幼児期にフォニックスを習うのが主流になってきています。これを習得すると英語の単語が読めるようになり、発音もよくなるので、ぜひお子さんの英語教育に取り入れてほしいと考えています。
私が主に使用しているjolly phonicsの教材
アフターフォローがしっかりしている?
いくつか体験レッスンを受けてみて、その後のアフターフォローがまったく異なることに気づきました。
あるサイトでは、講師からの「Thank you」というコメントのみ。また別のサイトでは使ったテキストとポイントをメールで送ってくれたり、現在の子どものレベルを判定してくれるサービスもありました。
幼児や低学年の時期は、レッスン自体は親が側についていなくてもいいと思いますが、その後の復習や、日々の学習では親のフォローが必要かと思います。そのフォローがなるべくしやすい体制や、情報を整えてくれるサイトを選ぶのが重要だと感じました。
ストレスフリーなオンライン環境で
親の視点からもう一つ、どのツールを使用しているのかも長く続けられるポイントになります。パソコンを使用するのか、スマホやタブレットを使うのか、なるべく親子ともにストレスフリーな環境を作っておくとよいと思います。
多くのサイトはスカイプを使用していますが、オリジナルのアプリを提供しているところもあり、子どもでも簡単に繋がることができていいなと思いました。
英語学習で最も大事な点は、「続けること」です。ただ安いだけで選ぶのではなく、わが子に合った先生、教材、コースを無料の体験レッスンを実際に受けてみて、選ぶことをおすすめします。
おすすめのサイトをご紹介
私の子どもはこの春、小学4年生と中学2年生になりましたが、下記にご紹介するサイトの中で、小学生はハッチリンクジュニアを、中学生はDMM英会話を続けています。どちらも無料体験レッスンが受けられますので、ぜひ試してみてくださいね。
〈講師の国籍が豊富〉
DMM英会話
121か国の講師が所属し、毎日1回レッスンを受けられるコースが基本で、まず英語に慣れたい、習慣づけたいお子さんにおススメ。
24時間対応なので、予約が取りやすいのも続けられるポイントです。
〈子ども専門の豊富な学習や教材〉
ハッチリンクジュニア
フラッシュカードや英語の歌、ゲームなど子どもが楽しく英語に触れることができるように工夫が施されたレッスンを受けることができます。
〈アフターフォローが手厚い〉
QQイングリッシュ
子どもの英語レベルや弱点、強みなどの詳しいレビューを終了後に送ってくれるので、継続していく中で英語力の伸びが分かりやすいと感じました。オリジナルアプリでのレッスンなので、回線が安定していてインターネットのトラブルが少ないと言われています。
<文・写真:ライターよこも>