夫の赴任で子ども達とオーストラリアで生活中のわが家。
オーストラリアでは、入国も出国も制限されて約1か月。州単位でのロックダウンも行われている状態です。
いきなりの学校休校は、オーストラリアでも
学校は休校にしないというアナウンスで安心していたのですが、いきなり帰宅させられ、次の日から自宅学習になったのは、3月半ばを過ぎた頃のこと。オーストラリアの1学期が折り返しとなった時期でした。
よくよく調べると、「可能な限り子どもを家に留めておくことを強くお勧めします。コミュニティーに対し最前線のサービスを提供している(医療関係者、教育者、スーパー従事者などを示す)保護者について、子どもを適切にケアできない場合は学校で受け入れます」とのことで、表向きは休校とはなっていないものの、実質の休校になってしまいました。
現地の私立の学校によっては早くに休校にし、オンラインに移行した学校もあるようです。
4月に入り、約2週間のゴタゴタを経た現在、ようやくオーストラリアの公立の学校でもオンラインが整備されつつあります。
パソコンスキルが要求されるオンラインの宿題
オーストラリアの公立の学校では、オンライン授業はすぐに用意できないにもかかわらず、紙の宿題は出されませんでした。
これはオーストラリアでは普通のことのようです。日本では、時間差で宿題を学校へ受け取りに行くなど、紙媒体でのやり取りも多いと聞きますが、オーストラリアでは基本的にオンラインがメインです。
メールのPDFで送られてくる宿題は、プリントアウトして解いた後、スキャンして送信することもできますが、それ以外のワード、動画、オンラインクイズなど、多様な宿題はほぼパソコンにかじりついて勉強するしかありません。
はじめはある程度のパソコンスキルが必要になるため、どう処理するかに親子で四苦八苦しました。
わが家の場合は、自宅でパソコンを触らせてこなかった小学2年生の子は、学校とは違うパソコンを使うことでやや混乱。
パソコンの電源の入れ方から教え、パソコンを立ち上げてもインターネットのボタンを押し、学習サイトにログインするところからのスタートでした。
キンディ(幼稚園年長)の子は、幼稚園で習い始めたとたんに自宅学習へ移行したため、マウスの扱い方、キーボードを打つといったことから家庭で教えなければなりませんでした。当然、印刷の仕方やどのファイルをどう開けばいいかは、逐一教えなくてはいけません。