料理サイトもアプリも使えない!そんな私のごはん作りを支える3つ
ここのところ、はまっているのが「チーズダッカルビ」。カルディなどで販売しているダッカルビのタレを使っているので、味つけにも困らず、チーズがとろける感じがたまりません。
私のよりどころは…ずばりこの1冊!
そんな私ですが、何十年も大事にしている料理本があります。
料理家ケンタロウさんの「ケンタロウの和食 ムズカシイことぬき!」(著者:ケンタロウ/出版社:講談社)です。
ムズカシイ技術もムズカシイ道具も、ムズカシイ用語もなし!で和食の基本を教えてくれる本なのですが、ところどころに書かれているケンタロウさんの言葉が心をふわっと軽くしてくれます。
私が繰り返し読んでいる箇所を、少しだけご紹介すると、
■ ごはんと汁があればとりあえず幸せ。なので胸をはって言いたい。「今日はおかずはないよ。」
■「オトシブタ」も「メントリ」も「料理のサシスセソ」も知らなくったっておいしい和食はいくらでも作れる。
■ かんたんだけれどごはんがすすむ、そういうものが作りたい。ほんとうにほんとうにかんたんなのに、あるとなんだかうれしくなるような、そういうものが作りたい。
無理しなくてもいい、料理ってそんなに難しいものではない、と思わせてくれる小説のような料理本です。
料理に少し行き詰ったときにはいつもこの本をめくって、勇気をもらっています。
黄金比を教えてくれるレシピがいい!
この料理本のもう一つのおすすめポイントは、和食を作るうえでの黄金比が何種類か書かれていることです。
【甘々こってり】【甘あっさり】【さっぱり】の3種類の調味料の分量が紹介されているので、私は、気分に合わせて煮魚も、肉じゃがも雑炊も、ありとあらゆる煮物全般はこの黄金比で作っています。
作り続けることで、分量も覚えていて迷うことがなく、作るのが全く苦になりません。
これぞ主婦!の気分を少しだけ(笑)味わうことができるのもこの本のおかげです。
主婦歴だけは順調に伸びていますが、私の料理下手はこの先も続くのでしょう。でも「おいしいものを作る!」その心意気だけは忘れずに、これからも大切な家族のために料理を作っていきたいと思います。
<文・写真:ライターよこも>