3歳で内斜視と診断された娘。悲観する母をよそに娘はたくましく成長し…
と強く感じました。
新体操が長女と私にもたらしたもの
現在、中学2年生の娘は、新体操をやめ、バレエのみ続けています。
本人に「どうやってリボンやクラブを取っていたの?」と聞いたら、「感覚だよ。このくらいの力で投げたらこのくらいの時間をかけて落ちるってだいたいわかるから。そもそも、普通の人がどう見てるかなんてわかんないからね。立体視できるのがどういうことかも知らないし」と言われました。
そして、「私は何でも最初はうまくいかなくて下手だけど、やりたいことは諦めないから、上手くいくことが多いんだよね」と話す長女。
彼女は変えられない「内斜視」の事実を素直に受け入れています。
そしてやりたいことには努力を惜しまず、粘り強さを見せます。
やりたいことは納得いくところまでやる!というメンタルの強さや姿勢を育ててくれたのは「内斜視」でもあると思います。
その姿は、私自身の生き方にも大きく影響しました。
ヘルニア手術歴も産後のぎっくり腰歴もある私でしたが、諦めずにヨガインストラクターの資格を取りました。現在講師として、生徒に教えることができています。
長女にはこれからもいろいろと教えられそうです。
<文・写真:ライターみち>