飛ばしてみて、遠くまで飛ばすためには、紙飛行機の重心が大切と実感しました。重心がとれていると、飛行が安定しより遠くまで飛ばすことができます。
紙試行機作の成工程にある「2㎜、3㎜~5㎜」などの細かい設定により、紙飛行機全体の重心を調整しているので、できるだけ忠実に折り進めてください。
一度飛ばしてみて、飛行が不安定で遠くまで飛ばない場合は、軌跡や失速の様子などをよく観察してみましょう。
紙飛行機の折り目の幅や角度を少し変えたり、セロハンテープなどを貼り付けて重みをプラスするなどして、重心を調整することで、遠くまで飛ぶように修正できるかもしれません。また、飛ばし方もポイントとなります。力任せに投げるように飛ばしてもうまくいきません。
飛行機を地面と平行(又は少しだけ、上に向け)前方に押し出すようなイメージで手を離すと、スムーズに飛んでいきやすいようです。
お子さんと一緒に試行錯誤を繰り返し、飛行距離の更新に挑んでみませんか。
<文・写真:ライター又多実千恵>