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突然息子が食べなくなった!乗り切るためにとった3つ策とは

あんふぁん
ごはんはもちろん、肉も魚も野菜も、毎食バランスよく食べる4歳の息子。
成長曲線もきれいなカーブを描いており、これまで食事に関して悩んだことはありませんでした。
ところが、ある日、「食べたくない」と言い出して。今回はそのときのわが家の対応をお伝えします。

初めての「もう食べたくない」から3日連続で



ある日の夕飯、半分くらい食べた時のこと。「もう食べたくない」と息子がひと言。
私が「あれ、おやつ食べ過ぎたんじゃない?」と言おうとしたら、夫が「そんな日もあるよな」と息子に同調。
「確かに私自身も食が進まない日もあるか」と思い直し、その日は食事を切り上げることに。


しかし翌朝の朝食時も食欲がなく、なんとなく元気がない様子。
幼稚園でイヤなことがあったのかと思い、聞いてみても、特にないよう。朝食はあまり食べなかったものの、元気に登園して行きました。
その日は帰宅してから、息子にねだられる事もなかったので、おやつは準備はしませんでした。それなのに、昨晩と同様、半分くらいで食事は終了。
そんなことが3日間も続き、さすがに心配になりました。
これまで夫とは「家族で笑顔で食卓を囲めていればOK!」と話していたのですが、今思い返せば、それはきっと息子が、私が出すものをきちんと食べていたから。
これから息子が食べるようにと、好物や求めるものだけを食べさせていて、健康に育つ?食べる量が減って病気にならない?息子の食事について、親としてきちんと考えなければと思いました。


息子にインタビュー「なんで食べたくないのかな?」



夫と相談して、あまり深刻にならないように、遊びの最中に、なんで食べたくないのかをノートにお絵描きする感覚で、インタビューをしてみることにしました。

突然息子が食べなくなった!乗り切るためにとった3つ策とは


夫がインタビューして、息子が答える。それを私が「こんな感じですかね?」と図にするという流れです。
遊びの延長ということもあり、おふざけ気味な回答もありましたが、それに関しても解決策を一緒にとことん考えてみました。

「量が多い」は、お弁当箱を使って解決!



インタビューをして、いの一番に息子が答えたのは「量が多い」ということ。
確かに、わが家では、親も子どもも、みんな同じ大きさのお皿に盛りつけていたこともあり、ついよそいすぎてしまうことはありました。そこで、話し合った結果、息子用の小さめのお弁当箱に詰めることになりました。

突然息子が食べなくなった!乗り切るためにとった3つ策とは


息子自身が提案したということもあり、お弁当箱に入れた夕飯はきれいに完食!スープまできれいに食べてくれて大成功でした。

サーモン丼など、通常ではあり得ないお弁当になってしまうこともありましたが(笑)、「夕飯はお弁当箱に詰める」を1週間ほど続けました。
小さなお弁当箱に詰めるには、おかずを小さめにカットして盛り付けなければならなかったのですが、それも息子にとっては食べやすくて、食が進むポイントだったのかもしれません。

「かっこよくない」には、手作り旗を使って解決!



食べたくない理由をさらに聞いたところ、おふざけ半分なのかもしれませんが、私の作る食事が「かっこよくない」と言い始めました。
「キャラ弁を作れとでも?」と内心ドキドキしましたが、「前に食べたレストランみたいに、旗があったらかっこいいのに」とのこと。

突然息子が食べなくなった!乗り切るためにとった3つ策とは


そこで、息子と一緒に折り紙と爪楊枝で旗を手作りしました。
それを翌朝の朝食に適当に刺して、盛りつけたところ、見事に完食!「ここ数日、悩んでいたのはなんだったのか」と思わず夫と顔を見合わせました。
旗は一度にたくさん作ってからタッパーに常備しておき、朝ごはんの時に使うことにしました。

「飽きた」には、テラスで食事で解決!



息子の回答で衝撃的だったのが「飽きた」との回答。
確かにレパートリー少ないし…と落ち込んだものの、よくよく聞いてみると「いつも同じ席じゃなくて、席替えしない?たまにはママの隣に座りたい!」との提案。
「それも良いね〜。それならいっそのこと、食べる場所も変えちゃう?」と盛り上がり、天気の良い週末は、テラスで食べることに。

突然息子が食べなくなった!乗り切るためにとった3つ策とは


テラスにレジャーシートを敷いて食事をしたところ、楽しく完食できました。

結局のところ、息子の食欲不振の原因は、いまだに何だったのかわかりません。しかし、今回トライした3つをしばらく続けた結果、今では以前のように、バランスよく楽しく食事ができるようになりました。
今回の件は、原因が明らかになっていないので、もしかしたらまた食欲不振に陥ってしまうかもしれません。でも、その都度向き合って、乗り越えていきたいと思っています。


<文・写真:ライターかつき>

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