初めての幼稚園弁当!完食できる量と大きさ、作り方のワザ4つ
年少の子どもをもつママの場合、初めてのお弁当作りに戸惑っている人も多いのではないでしょうか。
楽しくおいしいお弁当時間を過ごしてもらうため、3~4歳ごろの子どもでも完食しやすいお弁当作りのポイントと簡単に作れるおかずを紹介します。
ママにとって初めてのお弁当作りということは、子どもにとっても初めてのお弁当生活のスタートということ。
初めての集団生活に慣れるまでは緊張の連続です。
そのため、お弁当には、ふだんから食べ慣れたものを詰めるほうがよいと思います。
「栄養のあるものを入れたい、かわいいキャラ弁にしたい」など、作る側にとってはさまざまな希望はありますが、まずは子どもが“食べやすい”ことを第一に考えることをおすすめします。
食べやすいお弁当とは、
1. 口に運びやすい、ひと口サイズのもの
2. フォークでさしてもボロボロと崩れないもの
3. 子どもが食べ慣れているもの、好きなもの
です。
食べやすさ、衛生面からもラップ巻きが◎
園からのお弁当に関するお便りに記載されていることも多いですが、ごはんは子どもが持ちやすいサイズの小さめのおにぎりがベターです。
焼きのりを巻くと、両端からごはんがはみ出してこぼしてしまったり、かみきれずに苦労したりすることも多いので、はじめは焼きのりがついていないほうがいいかもしれません。
また、ラップに巻いておくことで手が直接触れずに衛生面が安心ですし、手が汚れるのを防ぐこともできます。
混ぜごはんにする場合は、ごはんが温かいうちに具材を混ぜるとなじみやすくなり、食べている途中でポロポロと落ちることが少なくなります。
食べやすいポイントを押さえ、年少の子どもが完食しやすいお弁当の具体例はこちらです。
【内容】
ごはん…小さめのおにぎり×2個
おかず…ひと口サイズのハンバーグ×3個、ハート型の卵焼き、ハムとチーズのくるくる巻き、ブロッコリー
園でお弁当を食べるための練習として、年少の次男(4歳)に実際に食べてもらいましたが、食卓に並ぶ食事よりも食べやすかったようで、いつもよりも早く完食しました。お弁当が始まる前に、作る練習を兼ねて、食べる練習をするのもおすすめですよ。
「ひと口ハンバーグ」通常サイズの3分の1程度
一般的なお弁当用のハンバーグの3分の1程度が目安のサイズです。
夕食時に作ったハンバーグのタネを少し残しておき、ひと口サイズに丸めて焼きます。
冷ましてから冷凍してストックしておくと、忙しい朝でも加熱するだけなのでラクに用意することができて便利!
ハンバーグ以外には、ミートボールや小さめに切った唐揚げなどが食べやすいメインおかずの候補です。
「ハート型の卵焼き」斜めカットがポイント
1.厚焼きたまごを3~4センチずつに切り、写真のように斜めに切ります。
2.切った片方の卵焼きをくるりと回転させ、もう一方の卵焼きにくっつけます。
これだけの作業で、かわいいハート型の卵焼きに。ひと口サイズで食べやすくなります。
卵1個だけでも十分なボリューム感が出せるのも、うれしいポイントです。
「ハムとチーズのくるくる巻き」レンジで10秒加熱して巻く
1.スライスチーズのフィルムをはがし、フィルムの上にハム、チーズの順に置きます。
2.フィルムごと耐熱皿にのせ、電子レンジ(600w)で10秒ほど加熱したら、ハムとチーズを一緒に手前からくるくると巻いていきます。
3.冷めたら食べやすい厚さに切り、ピックで留めます。
くるくる模様がワンポイントになります。
※暑い時期には傷むことを防ぐため、ハムは加熱してからの使用が望ましいとされています。ゆでる、表面を軽く焼くなどをしてから巻いてください
お弁当作りに慣れるまでは試行錯誤の毎日になるかと思いますが、子どもからの「おいしかったよ」の言葉とともに、ピカピカになったお弁当箱を持って帰ってくることが楽しみのひとつになるかと思います。
お弁当生活の始まりを親子でワクワク楽しめますように。<文・写真:ライター郡司佳奈>
楽しくおいしいお弁当時間を過ごしてもらうため、3~4歳ごろの子どもでも完食しやすいお弁当作りのポイントと簡単に作れるおかずを紹介します。
お弁当は、とにかく“食べやすい”ことがポイント
ママにとって初めてのお弁当作りということは、子どもにとっても初めてのお弁当生活のスタートということ。
初めての集団生活に慣れるまでは緊張の連続です。
そのため、お弁当には、ふだんから食べ慣れたものを詰めるほうがよいと思います。
「栄養のあるものを入れたい、かわいいキャラ弁にしたい」など、作る側にとってはさまざまな希望はありますが、まずは子どもが“食べやすい”ことを第一に考えることをおすすめします。
食べやすいお弁当とは、
1. 口に運びやすい、ひと口サイズのもの
2. フォークでさしてもボロボロと崩れないもの
3. 子どもが食べ慣れているもの、好きなもの
です。
ごはんは、小さめのおにぎりが食べやすい!
食べやすさ、衛生面からもラップ巻きが◎
園からのお弁当に関するお便りに記載されていることも多いですが、ごはんは子どもが持ちやすいサイズの小さめのおにぎりがベターです。
焼きのりを巻くと、両端からごはんがはみ出してこぼしてしまったり、かみきれずに苦労したりすることも多いので、はじめは焼きのりがついていないほうがいいかもしれません。
また、ラップに巻いておくことで手が直接触れずに衛生面が安心ですし、手が汚れるのを防ぐこともできます。
混ぜごはんにする場合は、ごはんが温かいうちに具材を混ぜるとなじみやすくなり、食べている途中でポロポロと落ちることが少なくなります。
年少の子どもが食べやすいお弁当のイメージ
食べやすいポイントを押さえ、年少の子どもが完食しやすいお弁当の具体例はこちらです。
【内容】
ごはん…小さめのおにぎり×2個
おかず…ひと口サイズのハンバーグ×3個、ハート型の卵焼き、ハムとチーズのくるくる巻き、ブロッコリー
園でお弁当を食べるための練習として、年少の次男(4歳)に実際に食べてもらいましたが、食卓に並ぶ食事よりも食べやすかったようで、いつもよりも早く完食しました。お弁当が始まる前に、作る練習を兼ねて、食べる練習をするのもおすすめですよ。
ひと口サイズのお弁当おかずの作り方
「ひと口ハンバーグ」通常サイズの3分の1程度
一般的なお弁当用のハンバーグの3分の1程度が目安のサイズです。
夕食時に作ったハンバーグのタネを少し残しておき、ひと口サイズに丸めて焼きます。
冷ましてから冷凍してストックしておくと、忙しい朝でも加熱するだけなのでラクに用意することができて便利!
ハンバーグ以外には、ミートボールや小さめに切った唐揚げなどが食べやすいメインおかずの候補です。
「ハート型の卵焼き」斜めカットがポイント
1.厚焼きたまごを3~4センチずつに切り、写真のように斜めに切ります。
2.切った片方の卵焼きをくるりと回転させ、もう一方の卵焼きにくっつけます。
これだけの作業で、かわいいハート型の卵焼きに。ひと口サイズで食べやすくなります。
卵1個だけでも十分なボリューム感が出せるのも、うれしいポイントです。
「ハムとチーズのくるくる巻き」レンジで10秒加熱して巻く
1.スライスチーズのフィルムをはがし、フィルムの上にハム、チーズの順に置きます。
2.フィルムごと耐熱皿にのせ、電子レンジ(600w)で10秒ほど加熱したら、ハムとチーズを一緒に手前からくるくると巻いていきます。
3.冷めたら食べやすい厚さに切り、ピックで留めます。
くるくる模様がワンポイントになります。
※暑い時期には傷むことを防ぐため、ハムは加熱してからの使用が望ましいとされています。ゆでる、表面を軽く焼くなどをしてから巻いてください
お弁当作りに慣れるまでは試行錯誤の毎日になるかと思いますが、子どもからの「おいしかったよ」の言葉とともに、ピカピカになったお弁当箱を持って帰ってくることが楽しみのひとつになるかと思います。
お弁当生活の始まりを親子でワクワク楽しめますように。<文・写真:ライター郡司佳奈>