電子レンジで子どもにもできる!6月の和菓子「紫陽花と水無月」
雨が降って外で遊べない日は、自宅で季節を感じる和菓子作りを楽しんでみませんか。
わが家の6歳と4歳の姉妹はお菓子作りが大好き。週に2~3回は、私と一緒にお菓子作りをしています。
和菓子というと、蒸したり、こしたり、特別な道具が必要というイメージがありますが、今回は電子レンジを使って簡単に作れる6月の和菓子2つを紹介します。
キラキラ寒天ゼリーが涼しげな「紫陽花」
この季節の花といえば、やはり「紫陽花」。雨に濡れた紫陽花は美しいですよね。
固めに作った寒天ゼリーを小さく切って、涼しげでキラキラした紫陽花の花びらを演出します。
【材料 6個分】
白あん120g
水300ml
上白糖20g
粉寒天4g
着色料(赤)適量
着色料(青)適量
【作り方】
1. 寒天ゼリーを作る
水と上白糖を耐熱ボールに入れて、電子レンジ500Wで1分間温め、粉寒天を加えて溶かす
寒天が溶けない場合は、10秒ずつ加熱して混ぜる
※このやり方でなくても寒天やゼラチンを使い、固めのゼリー液ができればOK
2.寒天ゼリーを赤と青に着色する
水で濡らした容器を2つ用意し、ゼリー液を2つに分けて片方は赤、片方は青の着色料で色づけし、冷やして固める(約1時間)
※このとき、薄く着色すると上品な仕上がりに
3.白あんを6つに丸める
4.2のゼリーが固まったらゼリーを小さく切る
※切り口にギザギザがあると次の作業で白あんにくっつきやすい
5.白あんに4のゼリーをくっつけてできあがり
手の上に、ゼリー→白あんの順でのせて、ギュッと握ってくっつける
くっつきにくい部分には、お箸などでゼリーを押し込むようにしてみて
甘納豆を使ってカラフルな印象の「水無月」
「水無月」とは、白いウイロウ生地に小豆を乗せ、三角に切った和菓子のこと。
小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は「暑気を払う氷」とも「四角を半分にしたことで1年の半分」を表しているといわれています。
京都では「夏越の祓(なごしのはらえ)」が行われる6月30日に、1年の残り半分の無病息災を祈念してこれを食べる風習があります。今回は、小豆の代わりに甘納豆を使いカラフルな水無月を作ります。
【材料 6個分】
薄力粉50g
上白糖20g
白玉粉20g
水160g
甘納豆60g
【作り方】
1.薄力粉、上白糖、白玉粉、水を混ぜる
2.1の液を50g残し、耐熱容器に入れ、電子レンジ600Wで3分温める
3.甘納豆を1の上にきれいに並べて、1で残しておいた生地の液を上から流し込み甘納豆を安定させ、電子レンジ600Wで1分温める
4.粗熱が取れたら、冷蔵庫で1時間くらい冷やして、三角形に切り分けて完成
どの作業も簡単で火を使わないので気楽にトライできます。